海外旅行でよくあることに直行便では行けない場合乗り継ぎのために数時間空港待機なんて事が起きる。
1時間2時間だったらなんてことはないが、それが5時間6時間で夜中だったらどうだろうか。
昼間であれば乗り継ぎ国に入国して少し観光なんていうこともできてしまう。
しかし夜中ではどうすることもできない。
これは旅行代理店経由で予約したフライトでも十分起きうる事態である。
そこで出てくるのが空港泊という選択肢。
深夜の空港を歩くとわかるが、ベンチやフードコートなどで寝ている方をよく見かける。
その他にも空港内にあるホテルや空港ラウンジなど、空港に泊まるというのは比較的よくあることなのだ。
では実際ホテル泊・ベンチ泊・ラウンジ泊のどれがいいのだろうか。
今回はホテル泊もベンチ泊もラウンジ泊も全て経験している私がそれぞれの特徴を踏まえどういった場合どれが最適かをまとめたので、空港泊する予定が今後ありそうな方の参考になれば嬉しい。
ホテル・ベンチ・ラウンジどこに泊まるのがいいのか
これはもう先に結論を言ってしまうと圧倒的にホテル一択である。
ついでラウンジ、そしてベンチ泊がくる。
しかしホテル宿泊も一長一短でラウンジが最適な場合も大いにある。
ちなみにベンチ泊は最終手段である。
最初からベンチ泊を選択するのはあまりおすすめしない。
では以下にホテル・ベンチ・ラウンジの各特徴などをまとめていく。
空港直結ホテルが時間的にも安心
寝るなら静かな環境にあるふかふかなベッドがいいに決まっている。
またシャワーも好きな時に浴びられてトイレにも好きな時に行けるホテルはやはり最強。
家族連れや旅慣れない女性などにはおすすめの選択肢である。
しかしながら最強のホテル泊にもデメリットはある。
・滞在時間に対して価格が高い
・深夜チェックインの場合英語での予約が煩わしい
これが大きい。
特に価格面に関しては致命的である。
もちろん中には時間単位で利用できるところもあるが、例え短時間でも1泊分を取られてしまう場合もあるのでこの辺りはしっかりと下調べをしておきたいところ。
ちなみに地方から国内主要空港に移動しそこから国際線に乗る場合もあるだろう。
そんな場合もやはり空港ホテルが便利な存在だ。
成田空港にあるナインアワーズと関空や羽田にもあるファーストキャビンは時間単位の利用もでき非日常を味わうことができる空港ホテルなので気になる方はぜひこの記事を覗いてみてみてほしい。
ベンチ泊は人が多いところがオススメ
次にベンチ泊ですがもう一度言います、おすすめしません。
「こんな世界もあるのかぁ」くらいのスタンスで読んでいただければ幸いだ。
ベンチ泊はおすすめはしませんが何度も旅行していると不意にベンチ泊するタイミングは訪れる。
空港直結ホテルがないとかラウンジが使えないとか節約したいとか…
とにかく様々な理由がある。
ではベンチ泊せざるを得ない状態になった場合どのような環境を作りあげたらいいのだろうか。
それはずばり
程よく人がいるところ
え?人少ない方が静かに寝れそうじゃない?と思うだろう。
しかし空港内で人がいないところって本当に人がいない。怖くなるくらいにいない。
例えばこんなところ

人はいないけどなんか怖くないだろうか?
確かに静かな環境だが1人の場合寝てる間に物を盗られたりする可能性が格段に上がる。
そのためほどよく人がいる場所が意外と安心だったりする。
ちなみにその他にも以下のようなポイントを抑えておきたいところ。
- コンセントが近くにある
- 貴重品は絶対に出したままにしない
- カバンなどを枕にし盗難の危険性を下げる
- 機内持ち込み荷物には薄手のブランケットを入れておく
この辺りを守れば多少はまともな寝床になるはず。
しかしこれでもやはり盗難の危険性などは格段に高いため常に緊張感を持って寝よう。
空港によっては仮眠に最適なベンチや仮眠スペースもあったりする。

どうしてもベンチ泊する場合はこのような場所を探すのもあり。
大体「〇〇空港 仮眠」などで調べると出てくるので、長時間滞在する場合は事前に調べておくといい。
そしてベンチ泊で絶対に忘れてはならないのがこれ。
荷物とベンチの足などにロックしていれば少しは心配も軽減され眠れる。
ベンチ泊以外にも海外旅行中に何かと使えるダイヤルキーとワイヤーは1セット持っていて損はない。
そして空港は眠るだけではない。


また無料で利用できるこのようなシャワーがある空港もあるので、こちらも合わせて検索してみるといいだろう。
しかしもう一度言う。
ベンチ泊はおすすめしない
正直旅してる感は味わえるけどね。
ラウンジは快適だけど利用条件を満たす必要があり
最近テレビなどでもよく取り上げられている空港ラウンジという選択肢もある。
世界中の空港にはほぼ必ずラウンジがあり、一般客とは違う静かで豪華な環境で食事はもちろんのこと仮眠からシャワーまで楽しめてしまう環境である。
例えばこんな場所。



これはアブダビ国際空港にあるラウンジ。
温かい食事はもちろん半個室の座席やシャワーもあり。
快適以外の何者でもない。


そしてこれはカタール・ハマド国際空港にあるラウンジである。
こちらも温かい食事に沢山のドリンク類、そしてもちろんシャワーもある。


こちらはバンコク・スワンナプーム国際空港にあるラウンジで広い室内に沢山のソファや食事などが並び、当然のようにシャワーも完備だ。
このようなラウンジを利用すれば常に快適な旅行を過ごすことができる。
とはいうものの、空港ラウンジには利用条件がある。
「でも航空会社の上級会員じゃないし…」
「私はビジネスやファーストではなくエコノミーやLCCも使うし…」
このような気持ちを持つ方も多いだろう。わかる。
しかしながらエコノミーだろうがLCCだろうが上級会員ではなかろうが空港ラウンジが利用できる方法がある。
誰でも空港ラウンジを使える魔法のカード「プライオリティパス」を発行
もはや旅慣れた方はみんな持っているのではないかと思うほどに旅行好きの間ではマストな存在になっているプライオリティパスをご存知だろうか。

このカードは日本国内はもちろんのこと全世界にある空港のラウンジをLCCだろうがエコノミーだろうが上級会員ではなかろうが使えるようになってしまう魔法のような存在である。
先に紹介したラウンジも全てこのカードがあれば利用することができるのだ。
ではこのプライオリティパスを手に入れるにはどうしたらいいか。
それは
楽天プレミアムカードを発行する
これで世界の空港ラウンジはあなたのもの。
楽天プレミアムカードは年会費10,800円がかかるが
ポイント還元率1%に加え楽天市場の利用で最大5倍+選べるサービスで楽天市場選択で更に最大6倍で誕生日月には更に+1倍
となるなどプライオリティパス以外にも日常生活での利用でも魅力はたくさん。
年に1.2回の海外旅行だとしても、日常でポイントを有効活用し旅行の際はしっかりとラウンジを使えば年会費1万円などすぐに元を取れてしまう。
しかしながらプライオリティパスにも以下のようなデメリットがある。
- 満員の場合利用を断られる場合がある
- 2時間〜4時間の制限がある場合がある
といったもの。
私の場合3年間毎月のように利用しているが、満員で断られたのは1回・制限があったのは3回くらいなのであまり気になっていないのが正直なところではある。
ちなみにこのプライオリティパスの通常年会費は46,000円。
対して楽天プレミアムカード発行なら年会費10,800円で持つことができ、快適な海外旅行と空港滞在を満喫できるのだから楽天プレミアムカードを作らないという選択肢はない。
今後も固いベンチで寝るか使いにくいホテルで寝るかはあなた次第であるが、旅行に行けないこの期間に今後の旅行のスタンスを見直してみるのもありなのではないだろうか。

⬆︎楽天プレミアムカードの詳細確認や申し込みはこちらからできる。
空港に宿泊するという選択肢まとめ
空港泊についてはホテルが最強ではあるが、短時間〜長時間の空港滞在時間でも使えるラウンジはホテルやベンチ泊のいいとこ取りのような存在であり、一度体験すると欠かせない存在になる。
空港に泊まるというのは非日常的でワクワクするもの。
無理せず自身に合った方法で空港滞在を楽しんでもらいたい。