海外旅行に行きたいと考えた時に一体どの国を思い浮かべますか?
ヨーロッパ?
アメリカ?
ハワイ?
やはり海外旅行といえば比較的遠い国を思い浮かべる方も多いのではないしょうか。
では近い国だとどうでしょう。
日本から近く行きやすい国といえば台湾・韓国・中国の東アジア諸国が筆頭です。
もちろん上記3カ国は日本人旅行者も多く、私自身旅行初心者にオススメの旅行先を聞かれた際などはこの3カ国をおすすめします。
しかし、この3カ国を提案するとこんなことを言われる事がかなり多いのです。
「えーなんか異国感ないし、行くならもっと遠くて異国感のある国がいいー」
いいえ。異国感しかありません。
今回は「異国感がない」からと東アジア旅行を避ける方向けに
- 安く行ける
- すぐに行ける
- 短期間で行ける
こんな魅力と異国感がたっぷりな東アジア旅行について、東アジアが大好きで通算10回以上旅行している東アジアフリークな私がお送りしていきます。
目次
1泊2日たった3万円から行ける東アジア旅行のススメ
東アジア旅行の何がいいかって安く・すぐ・短期間で行ける事なんです。
思い立った時にすぐに行くことができる魅力は東アジアが最強。
とにかく安く
私も思い立って1泊2日総額3万円で韓国の釜山に行ったことがあります。
内訳は以下の通り。
航空券:15,400円
ホテル:3,292円
Wi-Fi:754円(イモトWi-Fi利用)
海外旅行保険:1,370円(損保ジャパン日本興亜利用)
おこづかい:10,000円
計30,816円
1泊2日総額3万円ってもう国内旅行感覚。
おこづかいを更に減らせば2万円代で楽しむことができるわけです。
また東アジアエリアは日本からたくさんのLCC(格安航空会社)が出ているため、航空券代を大幅に節約することができるのも魅力の1つ。
いますぐに
先述の通り日本から東アジア諸国にはたくさんのLCC(格安航空会社)が出ており、もはや選びたい放題。
朝に航空券を検索し昼過ぎに出発なんてのも余裕でできてしまうわけです。
昼の12時に日本を出発したら現地に着くのは14時頃。
唐突に思いついても1日目から楽しめてしまうのだからこんな魅力他のエリアにはありません。
短い期間でも満喫
1泊2日はもちろん、日帰りなんてのも流行っているのが東アジア旅行。
ふらっとランチを食べに行くなんていう事もできてしまいます。
旅慣れていないと日帰りはさすがにハードルが高いですが、忙しい会社員などでも1泊2日や2泊3日で十分楽しめてしまうのはこれもまた東アジアの魅力。
また各国どこも都市が点在しているため繰り返し訪問しいつも違った楽しみ方をできるのが嬉しいところです。
何しても楽しい最強の国【台湾】
日本人の旅行先として常にトップ3に入る台湾は、日本からも行きやすく親日国としても有名で非常に行きやすい国です。
私自身台湾には6回行っていますが、いつ行っても飽きない国は台湾が唯一。
また食事も美味しく、小籠包や魯肉飯といった台湾料理の数々はクセになる事間違いなしです。
台湾旅行といえば大体の方々がまずは台北に行くと思いますが、台北の他にも面白いエリアはたくさん。
台中・高雄・墾丁・台東・花蓮などなど…
面白いエリアをあげ出したらキリがない台湾は東アジアの中でも特におすすめです。
台湾の基本情報
国名 | 中華民国 台湾 Republic of China Taiwan |
---|---|
首都 | 台北 Taipei |
通貨 | 元(NT$) 1元=約3.5円 2020年3月現在 |
ビザ | 90日以内の観光目的の滞在なら不要 |
主要空港 | 台北・桃園国際空港空港 |
フライト時間 | 約4時間 |
外務省からの危険情報 | 無し |
物価の目安 | ビックマック 251円 (日本 390円) |
台湾日本から南西の位置にあり、沖縄の与那国島からはなんと約110kmと極至近にある国。
世界一の親日国としても知られ、日本に良いことや悪いことがあればすぐに声をあげてくださる事が多く、東日本大震災の際は200億円以上の寄付が集まりこれは世界一の規模としてあまりにも有名です。
また、台湾も日本同様地震や自然災害が多い国でありその度に日本の救助隊が駆けつけたり寄付をするなど、まさに相思相愛といった間柄です。
見所たくさんの台湾はリピーターが多い
圧倒的人気の首都台北にはやはり多くの観光地があります。
代表的なのは美しい景色が有名な九份。

初めて台北に行って九份に行かない方が珍しいかもしれません。
いつ行っても人人人の九份は台北から1時間半ほどで行く事ができます。

また更に足を伸ばすと台中の彩虹眷村(レインボービレッジ)なんかもかなり有名。
ここは1人のおじさんが作りあげた観光名所で外国人観光客はもちろん、台湾国内からもたくさんの客が訪れるスポットです。

お次は台湾リピーターにも人気の高雄からバスで2時間ほどで行くことができる台湾屈指のビーチリゾート墾丁(ケンティン)
ここは台湾でも最南端にある、海沿いの街という事もあり海鮮物が豊富で美味しく食べることができます。

あとは台湾といえば美味しい食事も魅力。
白米の上に肉そぼろがかけられた魯肉飯(ルーローファン)は台湾でもソウルフード的な立ち位置。
お店によって味が違うので、色々なお店をハシゴするのも楽しめますよ。

そしてお決まりの圧倒的な人気を誇る小籠包。
もう言わずもがなです。
台湾までは約4時間。LCC多数運行で低価格で行けちゃう。
台湾のフラッグシップキャリアはチャイナエアラインです。
日本国内主要空港はもちろんのこと富山・静岡・広島・高松・宮崎など地方空港からも多く台北 桃園国際空港への直行便を飛ばしています。
しかし、私が強くおすすめしたいのはLCC各社のフライト。
- Peach
- Jetstar
- タイガーエア台湾
- スクート
- エアアジア
などなど日本⇄台湾は多くのLCC便が飛んでおり低価格で行く事が可能です。
フライトが約4時間ということで、機内食などが出ないLCCでも特に不満なく行けてしまうのと、各社1日に複数便飛ばしているため自分のプランに合わせてフライトを組み合わせるのもありです。
また、台北桃園国際空港の他台北中心地に近い松山空港や高雄国際空港へも飛んでいて台湾各地へ気軽に行けてしまうのも特徴の1つです。
食事がとにかく美味しい国【韓国】
韓流ブームで一大人気を誇りいまだに人気のお隣の国韓国。
韓国は日本から約2時間半という短時間フライトでかつ、LCCも沢山飛んでいるため安く行けて週末海外旅行にぴったり。
サムギョプサルやソルロンタンなど韓国料理は非常に美味しく、私自身食事を楽しむためだけに渡韓したこともあるほどです。
そんな韓国へは日本からの旅行者も多く、台湾に次いで東アジア内人気の旅行先となっています。
観光地も多く、首都のソウルをはじめ釜山や韓国のリゾート地と言われるチェジュ島は日本人旅行者も多く目立ちます。
韓国の基本情報
国名 | 大韓民国 Republic of Korea |
---|---|
首都 | ソウル Soul |
通貨 | ウォン( |
ビザ | 必要 詳しくは日本国外務省海外安全ホームページをご覧ください |
主要空港 | 仁川国際空港・金浦空港 |
フライト時間 | 約2時間30分 |
外務省からの危険情報 | なし |
物価の目安 | ビックマック 415円 (日本 390円) |
首都ソウルには仁川国際空港(ICN)と金浦国際空港(GMP)があります。
その他にも
釜山・金海国際空港
チェジュ・済州国際空港
などが主に海外旅行客が利用する空港です。
仁川国際空港は韓国最大の空港として2001年に開港。無人チェックインカウンターなどをいち早く導入し、スカイトラックス社の世界の空港ランキングでは上位の常連として、韓国だけではなく、世界に注目される空港です。
また日本国内の地方空港からのフライトも多数就航しているためほとんどの旅行者はまずこの空港に降り立つのではないでしょうか。
対して金浦国際空港は仁川国際空港開港後はソウル第二の空港として、国内線を主に東アジア間の国際線も就航しています。仁川と比べ市内中心までのアクセスが良いため、金浦空港を選ぶ旅行者も多いです。
韓国までは約2時間。超低価格LCC以外の選択肢はないかも。
韓国のフラッグシップキャリアは大韓航空
スカイチームに属しており158機の機材で129の都市に就航しています。
日本から韓国各空港へのフライトは大韓航空の他にもライバル会社のアシアナ航空などもたくさんの航空会社が飛ばしています。
しかし、やはりここで特にオススメしたいのはやはりLCC
特に韓国系のLCC各社が毎日たくさんのフライトを日韓路線で飛ばしています。
そのため台湾以上にフライトは選び放題。
行きたい時に低運賃で行けてしまうのは本当にありがたい限りです。
とにかく食事が美味しい韓国は食い倒れ覚悟。
韓国料理はとにかく美味しいのです!!

例えばサムギョプサルは豚バラ肉を鉄板や網で焼き、ごま油・ニンニク・岩塩・玉ねぎなどと一緒にサンチュで巻いて食べるというもの。
韓国のローカル店舗でハングル文字と韓国語に囲まれながら食べるのははっきり言って最高です。

そして釜山の名物といえばテジクッパ
豚肉をじっくりコトコト煮込みしっかりと煮込まれた美味しいスープは飽きることはありません。
感覚としては豚骨ラーメンのスープに近いのです。

そしてソルロンタンも有名。
一見テジクッパと同じですが、テジクッパは豚なのに対してこちらは牛です。
卓上にある調味料を好きなだけ加えて自分好みの味にします。
これもまた濃厚なのにさっぱり味のスープがクセになる逸品ですよ。
圧倒的な存在感は旅行していても感じられる【中国】
東アジアのみならず世界トップレベルの国土と人口、そして成長率を誇る中国。
そんな中国は中国国内を歩いていても「ああ中国だなぁ」と感じる部分が多数。
圧倒的な規模と勢いは街中を歩いていてもひしひしと伝わってきます。
とはいえあまりの国土の広さに場所によっては日本からかなり離れてしまうので、ここでは日本人にも人気の上海について書いていきます。
中国の基本情報
国名 | 中華人民共和国 People’s Republic of China |
---|---|
首都 | 北京市 |
通貨 | 人民元(CYN) 1元=約15.46円 2020年3月時点 |
ビザ | 15日以内の観光目的の滞在なら不要 |
主要空港 | 北京首都国際空港・北京大興国際空港・上海浦東国際空港など |
フライト時間 | 北京まで約4時間 上海まで約2時間 |
外務省からの危険情報 | 危険情報:新疆ウイグル自治区にレベル1 感染症危険情報:湖北省全域・浙江省の一部地域にレベル3 中国全域にレベル2 発令中 |
物価の目安 | ビックマック 344円 (日本 390円) |
世界で4番目に広い国土を誇る中国は世界で一番多い人口を有しており、その数はなんと14億5万人(2020年国家統計局発表)
そりゃどこに行っても中国の方がいるのもうなずけます。
また気になる治安ですが、上海や北京などの大都市であれば全く問題ありません。
というか危険情報が出ている新疆ウイグル自治区意外はほぼ大丈夫でしょう。
また、中国ではキャッシュレス決済がかなり進んでいるため現金で買い物しようとするとお釣りがなかったり、驚かれたりすることがあります。
運賃はLCC並み、中国系FSCが基本。
中国のフラッグシップキャリアは中国国際航空です。
その他中国にはたくさんのFSC(フルサービスキャリア=LCCではない航空会社)があり、日本でもよく見かける
- 中国東方航空
- 中国南方航空
はどちらもタイミングによってはLCCを超える安さでフライトが多くあります。
またFSCゆえにLCCでは有料の預け荷物や座席指定も無料なのでこの辺りの利用をする場合は更にLCCよりも安く取れる可能性も上がります。
近代都市と下町が混在する中国はやっぱり圧倒的




この通り圧倒的なまでの大都会である上海である一方

どこか懐かしさを感じる下町もある上海はあらゆる表情を見ることができ、見飽きることはありません。
またディズニーランドもあるため、2泊3日旅行にはぴったりではないでしょうか。
東アジア旅行のまとめ
- 安く行ける
- すぐに行ける
- 短期間で行ける
この3つが揃った東アジアは週末旅行や休日が少ない方にぴったりの旅行先。
どこの国も美味しい料理と異国情緒がたっぷりで決して「異国感がない」だなんて感じることはありません。
いつ行っても圧倒的な異国感と、その中にあるどこか親しみやすい感覚できっと楽しい海外力になるはずです。
またそんな東アジア旅行の航空券の予約は直行便も乗り継ぎ便も簡単に検索でき私もいつもお世話になっている、サプライスやスカイスキャナーがオススメです。
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ホテル予約や航空券予約の方法はこちらにまとめてあります。
サクッと航空券を予約し、楽しい東アジア旅行に飛び出してみてください。