島国日本から海外に行くとなると99%乗ることになる飛行機
東アジアや東南アジア諸国までくらいなら耐えられても中東やヨーロッパなど長距離フライトとなると「さすがにしんどいわ…」となる方も多いのではないでしょうか。
ファーストクラスやビジネスクラスならまだしも、エコノミークラスはただただ狭い椅子に座り唯一の娯楽は目の前にあるモニターだけ。
足や肘でこちらの領域を侵犯隣の他人と静かな領土争いなどをしていると、ほとほと嫌になります。
だからと言ってただの会社員が高頻度で旅行に行くとなると、エコノミークラス一択になります。
航空券代に高額な料金を支払うならその分旅行に行きたいですしね。
ですが、エコノミークラスでも長距離フライトが苦じゃなくなる方法があるんです。
それは
推し航空会社を持つこと
推し航空会社で行く旅行は空港のチェックインカウンターからワクワクがとまらなくなります。
なんなら、公式アプリから航空券を調べているだけでも日本での日常ワクワクさせてくれます。
今回は新しいワクワクの見つけ方を知り、しがない会社員の私をいつもワクワクさせてくれる中東の三大航空会社の一角「エミレーツ航空」とエミレーツ航空が多く所有している「エアバスA380」について書いていきます。
※今回の記事は完全にエミレーツファンによるエミレーツさまさま記事となりますのであしからず。
中東御三家、エミレーツ航空とは

エミレーツ航空という航空会社をご存知でしょうか。
旅行好きやエアライン好きなら知っている方も多いと思いますが、ここで簡単に説明させていただきます。
1985年、アラブ首長国連邦連邦のドバイを拠点にパキスタン航空からリースした2機の飛行機で就航が開始されました。
そんな中東のささやかな航空会社であったエミレーツ航空ですが、現在エアバスA380とボーイング777合わせて253機の飛行機で世界76カ国122以上の都市へ飛んでいます。
2レターコードは『EK』でワンワールドやスターアライアンスなどのアライアンスには属していません。
ですが、日本のJapan Airlinesやマレーシア航空・カンタス航空・Jetstarなどの航空会社と提携しており、提携会社利用時でもスカイワーズマイルを貯めることができます。
エミレーツ航空・カタール航空・エティハド航空の中東を拠点にしている、高級航空会社をまとめて中東御三家などと呼んだりもするらしいです。あまりかっこよくない
そんなエミレーツの特徴はなんといっても豪華さ
ファーストクラスにシャワールームを設置したり、バーを設置したりやりたい放題です。
その甲斐あってか数々の世界中の賞を受賞し、スカイトラックス社のワールドエアラインアワード一位に4回輝くなど名実ともに世界最強の航空会社です。
エミレーツスカイワーズについて
アラインアンスには属していないものの、独自のマイル制度を持っておりそれがエミレーツスカイワーズとよばれるもの。
エミレーツスカイワーズには、スカイワーズマイルとティアマイルがあります。
スカイワーズマイル
これは主にエミレーツ航空やフライドバイその他提携航空会社や、ザ・リッツカールトンなど高級ホテルなどの利用で貯めることができます。マイルを購入することも可能です。
持っているマイルは座席のアップグレードや運賃の支払いに利用することができます。
ティアマイル
ティアマイルは会員ランクを上げるために必要なポイントのようなものです。
エミレーツスカイワーズには
・ブルー
・シルバー
・ゴールド
・プラチナ
の4段階があり、上がるにつれて豪華な特典を受けることができるようになります。
世界最大の旅客機エアバスA380とは
ここではエミレーツ航空が多く所有するエアバスA380について説明していきます。
A380はフランスに本社を置くエアバス社が製造する、総二階建て世界最大の旅客機です。

少し見づらく、なおかつエミレーツではないですがこの写真でA380の大きさがわかってもらえると思います。
大きな飛行機がエアバスA380で、真ん中にある飛行機も同じくエアバス社のLCCなどで多く使われるA320です。
日本では二階建ての飛行機といえば、ボーイング747ジャンボジェットのイメージが強いですが、ジャンボジェットの定員569席に対してA380は800人と圧倒的な大きさです。
ですが、そんな巨大なA380を運用するのも大変。
800人近く乗る航空機で利益を上げることも難しく、空港側の設備もA380に対応できるようにしなければなりません。
そのためA380を使用する航空会社は徐々に減っていき、遂に2021年A380の生産を終了することになりました。
エミレーツ航空とA380の関係
そんなA380を世界で最も多く所有するエミレーツ。
110機のA380と13機の納品待ちがあり、ANAが最近購入した3機どころの騒ぎではありません。
それもそのはずエミレーツ航空はA380のローンチカスタマー(新型機製造の際に大量購入を航空機製造会社に約束する航空会社)なのです。
そのためA380の生産に大きな力を持つエミレーツが、2021年の生産中止もエミレーツによる受注の取りやめが決定打となりました。
エコノミークラス機内と機内食
そんなA380の機内を軽く紹介します。
エコノミークラスは一階に位置し、エミレーツ航空のA380には約400席あります。
またビジネスクラスやファーストクラスは二階にあり、ビジネスクラスが76席でファースとクラスは14席となります。

窓の縁に装飾が施されており、エコノミーでもなんだか高級感があります。

座席画面は…標準的です。
エミレーツでは機内エンターテーメント「ice」があり、大量の映画やドラマなどがあり長距離フライトでも飽きることはありません。

私が機内食の中で最も好きなチーズオムレツ
エミレーツ補正がかかっているかもしれませんが、これ本当に美味しいです。
普通に地上で出されても喜んで食べるレベル。

画面で見るA380さんも非常にかっこいいです。
またエミレーツ航空はあらゆる国籍のCAさんが在籍しており、かなりフランクな方も多いのも魅力の1つです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
海外旅行で必ず利用する飛行機。
好きな航空会社を見つけるだけでただの移動手段から、チェックインから降機までひたすらに楽しい時間が続きます。
個性盛りだくさんの沢山の航空会社がある中で魅力あふれるイチオシ航空会社を見つけてみてはいかがでしょうか。