英語
皆さんは話せますか?
友人に海外旅行の良さを伝えていると、「でも俺(私)英語できないからなぁ」と英語に関するネガティブなことを言われることがよくあります。「海外旅行に行くためには英語が必要なんでしょ?」、「英語ができないから海外には行きたくない」、「言葉が通じないのは怖い」などなど。
確かに英語ができた方がコミュニケーションの幅が広がることは事実です。
でも英語ができないから海外旅行に行かないと考えている方がいるならば、それはめちゃくちゃもったいないです。
ぶっちゃけ海外旅行に英語力はそんなに必要ありません。
私の英語力も中学生レベルですが、様々な国をエンジョイしています。
この記事では、中学生レベルの英語でも海外旅行をエンジョイする2つのポイントについてまとめました。英語が話せないから海外旅行に踏み出せないあなた、必見です!
目次
キーワードを大きな声ではっきりと言う
まず1つ目のポイントは「キーワードを大きな声ではっきりと言う」ということです。
「きれいな文法できちんと文章で伝えないと」などと考えていると、いつまでたっても言葉が出てきません。英語が苦手だという人が正しい文章を全部言う必要はありません。
あなたがもっとも伝えたいこと、伝えなければならないことを考えましょう。
『【バンコクからパタヤへ】バスでの行き方と帰り方まとめ』のシチュエーションを例題に考えてみましょう。
例1:エカマイバスターミナルのチケット売り場でパタヤ行のバスのチケットを3枚買いたいとき
「パタヤまで行くバスのチケットを3枚ください」
「I want to buy three bus tickets to Pattaya, please.」
英語が得意な方ならなんてことない内容ですが、苦手な方にとっては言葉に詰まってうまく伝わらない可能性のある文章です。
この場面で大事なキーワードは「行き先」と「枚数」です。バスのチケット売り場にいるので、買いたいということは言わなくても伝わります。
ここでは「Pattya」「theree tickets」と大きな声で言いましょう。
これだけで必ず3枚のパタヤ行のバスのチケットが出てきます。
例2:バス乗車時にスーツケースを預けたいとき
「スーツケースを預けたいんですけど」
「I want to leave my suitcase.」
こちらは文章としては短いですが、英語が苦手な方は「預ける」という単語がすぐに出てこないことがあります。
こういう場合のキーワードは「スーツケース」を「お願いする」ということです。
自分のスーツケースを指さしながら「suitcase」「Please」と大きな声で言いましょう。バスのスタッフはこれだけで十分にあなたの意図をくみ取ってくれます。他の乗客が荷物を預けている場面であればスーツケースを差し出し「Please」だけでも大丈夫でしょう。
例3:パタヤ市街からバスターミナルまで行くためにソンテウをチャーターしたい場合
「バスターミナルまで行きたいんだけど、いくらで乗せてくれる?」
「I want to go to the bus terminal, how much does it cost.」
あなたは今誰も乗っていないソンテウを見つけました。バスターミナルまで載せていってもらいたい。けどぼったくりに遭いたくない。こんなときのキーワードは「最初の一声」と「行き先の提示」「費用の確認」です。
大きな声で「Hello」と言って相手が反応したら、グーグルマップで事前に調べておいたバスターミナルを指さしながら「bus terminal」「How much」と大きな声で言いましょう。
相手は観光客を相手に仕事をしてきているプロです。たったこれだけでバスターミナルまでいくらかを提示してくれるでしょう。
またここで万が一相手の言っている提示額がどうしても聞き取れない場合は、「sorry」「please」などと言い、書くマネをしながら紙とペンを渡せば金額を紙に書いてくれるでしょう。
金額に納得できれば「OK」とでも言って笑顔を振りまいておけばそのままバスターミナルまで連れて行ってくれます。
いかがでしたでしたか?
ここまで3つの具体例をみながら、キーワードを相手に伝えることができれば英語ができなくても問題ないことをお伝えしました。
上記以外でも例えばレストランであれば、メニューを指さしながら「one, please」で大丈夫です。
何を伝える必要があるのかキーワードをしっかり意識すればどんなシチュエーションでもなんとかなります。
会話のはじめとおわりを大切にする
2つ目のポイントとして会話のはじめとおわりを大切にすることについてお伝えします。
たどたどしくてもていねいな物言いは好感度が高いです。日本に来ている外国の方から「スイマセン」と道を尋ねられ、最後に「ドモ、アリガトゴザイマス」と言われたら悪い気分はしないですよね。
それと同じです。
何かをお願いするとき、要求が満たされたときなど何かを伝える場面で、「Hi」「Hello」「Thank you」「Good!」「Great!」「Sure」などの言葉を満面の笑顔で大げさな身振りをしながら言ってみましょう。
相手も笑顔になり、英語が苦手でもきっと楽にコミュニケーションができるはずです。
英語で会話するときの2つのポイントまとめ
海外旅行を楽しむための英語として、
・キーワードを大きな声ではっきりと言う
・会話のはじめとおわりを大切にする
の2つのポイントをご紹介させていただきました。
基本的にこの2つのポイントさえ押さえておけば英語が苦手でも海外旅行を楽しむことができます。また相手もこちらが英語が苦手なんだなと思ったら、ゆっくり話したり、紙に書いたりとサポートをしてくれます。
海外だからとそんなに構えなくても大丈夫です。
ぜひあなたもこの2つのポイントを実践して海外旅行をエンジョイしてみてください。