世界でもっとも使用されている言語は英語ですが、2番目、3番目に使用されている言語は何かご存知ですか?
1位 英語
2位 中国語
3位 ヒンディー語
以下、スペイン語、フランス語、アラビア語、ロシア語と続いていきます。
では、二言語話者をバイリンガル、三言語話者をトライリンガル、四言語以上の話者をマルチリンガルと言ったりしますが、あなたは何か国語を話すことができますか?
ちなみに私は、、、
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残念ながら日本語しか話せません。でも海外旅行が大好きです。
【言葉の壁を乗り越えよう】海外旅行を楽しむための英語力とは? の記事では中学生レベルの英語力でも海外旅行を楽しむための2つのポイントについてまとめました。
・キーワードを大きな声ではっきりと言う
・会話のはじめとおわりを大切にする
この2つのポイントさえ押さえておけば、海外旅行は楽勝です!
ただし、英語が通じれば、、、です。
残念ながら英語が理解してもらえず、その国の言語が読めない、話せない、意味がわからない場合はこの方法は通用しません。
下にいろんな言語で「こんにちは」と書いてみました。(上から中国語、韓国語、ロシア語、タイ語、ギリシャ語、ヒンディー語です。)
「你好」
「안녕하세요」
「Здравствуйте」
「สวัสดี」
「Γεια」
「नमस्ते।」
私は6つの中で読めて意味がわかるのは1番上の中国語ぐらいです。「こんにちは」であると知らなければ、意味も分からないですし発音もできません。
こんな読めない、話せない、意味がわからない言語を使っていて、英語が通じない地域ってどれぐらいあるのでしょうか。
英語が通じない地域は多い
たとえば中南米はスペイン語かポルトガル語、ロシア・中央アジアのような旧ソ連圏はロシア語と現地の言語しか通じない地域がよくあります。
またアジアやヨーロッパでも都市部・観光地などでは英語が通じることが多いですが、地方に行けば行くほど母国語しか話さない人の割合が増えます。そういう場所ではたとえばレストランに行っても英語表記のメニューがないことが多いです。
英語表記がなくても中国語圏なら漢字を使用しているのでなんとなく意味は分かります。これがロシア語のキリル文字や韓国語のハングル、アラビア語のアラビア文字で表記されていると、さっぱり分からなくなりますよね。
こうなると英語ができるできないの問題ではありません。もしあなたがそういう地域に旅行した場合、あなたはそこでご飯を食べ、移動し、ホテルに宿泊しなければなりません。
もちろん下調べをして、そういう地域には行かないということなら問題ないですが、もしどうしても行ってみたい国で読めない、話せない、意味がわからない言語が使われていて、英語が通じない場合はどうしたらいいのでしょうか。
読めない、話せない地域での意思疎通の方法
私が考える読めない、話せない地域でのコミュニケーションの方法は3つあります。
それぞれみていきましょう。
翻訳ツールを使おう
ここは現代の文明の利器である翻訳ツールに頼っちゃいましょう。
Google翻訳もありですが、ポケトークをおススメします。
ポケトークは126の国や地域に対応しており、グローバルSIMなのでWi-Fiは不要です。1度キャンペーンで使ったことがありますが、Google翻訳より早く、使いやすかったです。
簡単にレンタルできて、今ならレンタル料金10%オフらしいです。
使い方や、レンタルの流れ、気になるレンタル料金等は以下の公式サイトに全てまとまっていますので、ぜひ1度見てみてください。
翻訳ツールを使うことは決して恥ずかしいことではないですし、現地で言葉が分からず何もできなくなるぐらいならガンガン使って旅を楽しみましょう。
翻訳ツールを使うときの誤訳を防ぐ方法として、文章を短く区切るということがあげられます。
たとえば、「9時の飛行機に乗りたいので朝7時のモーニングコールとタクシーの手配をお願いします。」と1度に翻訳ツールに入れても、完璧な翻訳は難しいです。
こういうときは、「私は9時の飛行機に乗ります。」「朝7時に起こしてください。」「タクシーの手配をお願いします。」と文章を分けることで多少時間はかかりますが、誤訳の可能性が減りトラブル防止にもなります。
ガイドブックを使おう
「機械に弱いから使えるか不安」、「機械は信用してない」、「デジタルよりアナログがすき」そんな方はガイドブックに頼りましょう。
たとえばこういう感じのガイドブック。
これがあれば指さしするだけで現地の人とコミュニケーションができます。事前に読んでおいてどこに何が書いてあるかを大体でも把握しておけば、機械より早く意思疎通をすることも可能です。
こういうのを使いながら現地の人とコミュニケーションをとってみるのも、なかなか楽しいと思います。
やる気で頑張ってみる
「機械にも本にも頼りたくない、俺(私)はモノに頼らないで現地の人とコミュニケーションをとりたいんだ」という方もいらっしゃると思います。
かなり大変ですが、やる気さえあればなんとかなったりします。
レストランでも土産物屋でもバスターミナルでも、ジェスチャーや事前に準備した写真、現地語の単語を使えば意外とあなたのやりたいことが伝わります。伝わりますし、相手も理解しようとしてくれます。
たとえばバスターミナルである場所に行きたいのに、どのバスに乗っていいかわからないとします。そんなときは大きめの声でその行きたい場所の名称を叫んでみてください。きっと誰かが「こっちだよ」と教えてくれます。恥ずかしがっていてはダメですよ。
またレストランでトイレに行きたくなったけど場所が分からないとします。そんなときは店員さんを呼んで現地の言葉で「トイレ」と言ってみてください。それだけで相手は理解して案内してくれるでしょう。
このように多少の下調べは必要ですが、翻訳ツールや本がなくてもなんとかなります。
英語が通じない地域でのコミュニケーション方法まとめ
以上、英語が通じない地域でのコミュニケーションの方法を3つご紹介しました。
・翻訳ツールを使う
・ガイドブックを使う
・やる気で頑張る
どの方法を使ったとしても、現地の方に何かをしてもらったときは過去最大級の笑顔でお礼を言いましょう。「Thank you」でも「ありがとう」でもなんとなくは伝わります。ただ現地語でありがとうが言えるとよりベターです。
『【海外旅行前に!】絶対メモしておきたい5つのこと』でも書きましたが、ぜひ現地語でのあいさつを事前にメモしておいてください。
より円滑にコミュニケーションが進むはずです!
言葉の壁はなんとかなります!怖がらずに世界中を旅行してみてはいかがでしょうか!!