世界にはそれはそれは沢山の航空会社があり、現在もそれはそれは沢山の飛行機が地球上の空を飛んでいます。
そんな数ある航空会社で快適性や安全性その他付随するサービスで、2022年世界一位に輝いた航空会社ってどこだと思いますか?
カタール航空です。
「どこ??」
という声が聞こえてきそうですが、今回は世界最強の航空会社であるカタール航空を
- カタール航空の簡単な説明
- 搭乗当日の流れ
- 機内設備や機内エンタメ
- 機内に持ち込んでおいてよかった物
- 機内食
に分けてレビューしていきたいと思います。
カタール航空を予約しようと考えている方から、カタール航空での旅行が決まっている方まで、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです!!
ではいってみましょう!!
目次
航空会社格付けランキング3年連続世界一のカタール航空
毎年航空会社や空港などを対象に格付けランキングをつけている、スカイトラックス社というイギリスに本社を置くサービスリサーチ会社による2022年の格付けにおいてエアラインオブザイヤーを受賞したカタール航空。
カタール航空はその名の通り中東カタールのフラッグシップキャリアで尾翼に大きく描かれたオリックスが特徴の航空会社です。
中東といえばアラブ首長国連邦のドバイを拠点とするエミレーツ航空がまず思い浮かぶ方も多いと思いますが(私もエミレーツ航空が世界で一番大好きです)中東には中東御三家と呼ばれる三社が主に目立っておりエミレーツ航空の他に今回レビューするカタール航空とエティハド航空があります。
その中でも最近世界的に注目されるカタール航空はQsuiteという最新のビジネスクラスが話題になっておりますが、なんせ世界一位のカタール航空、エコノミークラスでも快適な空の旅を楽しむことができます。
拠点空港はハマド国際空港
カタール航空の拠点空港はカタール・ドーハにあるハマド国際空港です。
ハマド国際空港は2014年に運用が開始された比較的新しい空港で、ドーハ中心からドーハメトロで20分ほどの場所にありアクセスも抜群です。
またハマド国際空港は近隣諸国への乗り継ぎにも便利で、大多数の利用客が乗り継ぎに立ち寄っている印象です。
ハマド国際空港に関してはこちらに詳細を書きましたので合わせてご覧ください。
カタール航空の就航路線は世界で3番目に多い
カタール航空は世界6大陸87カ国160都市に就航しており、日本には羽田と成田へ飛んでいます。
この87カ国というのは世界でも3番目に多い国数であり、カタール航空の強さを感じます。
またワンワールド系列である日本航空ともコードシェアをしており、日本国内にある各空港から羽田・成田経由で世界各地に行くことができます。
オンラインチェックインが絶対にオススメ
羽田・成田発便は利用客のほとんどが乗り継ぎをする傾向にあるため、空港カウンターはいつも長蛇の列。
私が成田空港発便を利用した際もエコノミークラス通常チェックイン列は大行列となっていました。
そんな時に少しでも時間の節約になるのがオンラインチェックインです。
もはや説明の必要もないかもしれませんが、スマホなどからチェックイン手続きを済ませ、空港では荷物を預けるだけというものでこちらは並んでいる人も比較的少なめですので並ぶ時間を少なくすることができます。
オンラインチェックインはカタール航空公式ホームページや公式アプリからすることができます。
ちなみに座席指定なども公式アプリからすることができるので、公式アプリを入れておくと良いかもしれません。
エコノミークラスでも座席は広々アメニティも充実
今回私が搭乗したのはカタール航空が最も多く所有する機材のボーイング777−300ERでした。
搭乗するとすぐにカタール航空のロゴが出迎えてくれます。
率直にかっこいいです。
すでに荷物が置かれていますが今回座る席はこちら。
後ろにすぐ壁があるポジションを選びました。
座席モニターはこんな感じで一般的です。
最新の映画などを見ることができ、邦画も沢山あったため自分としては飽きることはありませんでした。
座席にはクッションとブランケットがあります。
アメニティセットも配布されます。
中には
- アイマスク
- 靴下
- 耳栓
- リップクリーム
- 歯ブラシ
が入っています。
靴下って地味に嬉しいですよね。
機内に持ち込んでおいてよかった物
機内アメニティセットはかなり充実していたものの「これ持っていってよかった…」と感じた物も数点ありましたので、ここでご紹介します。
まず、クッションやブランケットはあるものの長距離フライトにおいてやはり快適なネックピローや追加で使い心地のいいブランケットは欠かせない存在です。
特にブランケットはたまに変な匂いしたりもするので…(笑)
私が愛用しているのはコンパクトに折り畳むことができるもの。
機内のみならず、空港での長時間滞在の時や自宅でも使えるものなので、持っておいて損はありません。
もし出発までに余裕があれば事前に用意しておくことをお勧めいたします!!
また、カタール航空に限ったことではありませんが、機内はとにかく乾燥しています…
そのため、私も欠かせないものはのどぬーるぬれマスク。
成田からカタール間など長時間フライトだとぬれガーゼがあっという間に乾いてしまったり、乗継がある場合はさらにこのマスクが必要になるので、Amazonなどでまとめ買いして多めに鞄に入れておくと安心。
私の機内持ち込み鞄にも大量に入っています(笑)
極端な乾燥により鼻や喉が痛くなり、せっかくの旅行を楽しめなくなるのを避けるためにも事前に準備しておくことをおすすめします!!
無料機内Wi-Fiあり。でも中国上空では使えない…
カタール航空では機種によっては機内Wi-Fiを提供しているものがあり、日本路線は機内Wi-Fi搭載です。
機内Wi-Fiは離陸後数十分後から利用することができ、通信速度は下の中程度と無料・有料共に陸上と同じ感覚でインターネットはできません。
しかし、テキストメールやLINE・Twitterなどは画像の送受信がなければ見ることができ、画像の送受信に関してはかなり時間がかかるもののどうにか済ますことができるといった感じです。
機内Wi-Fiの利用方法は至って簡単。
機内モードのままWi-FiをONにすると「OryxComms」というのが出てきますのでそれを選択します。
すると画面が切り替わりこのような画面になります。
無料で60分・10MBまで利用or10ドルでフライト中使い放題のどちらかを選ぶことができます。
私は無料プランを使った後、有料プランも使いました。
ちなみに有料Wi-Fiを使う場合はクレジットカードで支払い手続きをする必要があるので、クレジットカードは手元においておくとスムーズです。
支払いが完了するとこのような画面が出てきて、Wi-Fiの利用を開始することができます。
大変便利なWi-Fiですが、中国上空では利用することができません。
日本往復便はどちらもかなり長い時間中国上空を飛びます。
往路に関しては「少し繋がりにくいな」といった感じでしたが、復路に関してはもう全く使えませんでした。
中国上空が使えないと言うのは以前エミレーツ航空を利用した際もそうでしたが、かなりの時間使えなくなり、有料Wi-Fiを利用している場合は損した気分になるのでよく考えてから有料プランを使うようにしましょう。
機内Wi-Fi利用時は必ず機内モード+Wi-Fiで利用し、モバイルデータ通信は絶対にONにしないようにしまよう。
エコノミークラスでも機内色が美味しい
気になる方も多い機内食ですが、全般的に美味しく頂けました。
搭乗後しばらくしてから機内食メニューが配られます。
往復共に2食ずつ機内食がサーブされます。
2019年12月時点のメニューはこのような感じ。
往路の最初に出てきた機内食はこちら。
日本発路線ということもあり、大変美味しくいただきました。
特に美味しかったのはこのゴディバのチョコレートムース
もう何個でも食べられそうなくらい過去最高に美味しい機内食デザートでした。
こちらは2食目。
焼きそば的なものですが、こちらも美味しかったです。
こちらはカタール発成田便の機内食です。
2枚目の右上にあるソバがかなり独特な味付けで、カタール航空機内食で唯一のノーコメント料理でございました。
ちなみにこれはおやつで出てきたポテチゴディバのチョコムースに次いで美味しかったのは内緒です。
カタール航空レビューのまとめ
世界最高峰の航空会社であるカタール航空はエコノミークラスでも快適な空の旅を楽しむことができました。
日本からカタールへは長時間フライトになるため、快適な座席と美味しい機内食というのはかなり重要ですが、カタール航空であれば心配なく乗ることができ、長時間の移動も楽しい旅行の大事な一部となるはずです。
カタール航空でカタール旅行のみならずヨーロッパやアフリカなどへ快適に旅してみてはいかがでしょうか。
また、カタール航空が拠点とするハマド国際空港についての案内記事も書いていますので、カタール航空利用前の予習がてらぜひご覧ください!!
無料仮眠スペースなど素敵な施設ばかりでしたが、私のおすすめは圧倒的に快適なラウンジ滞在です。その辺りも書いています!!