<景品表示法に基づく表記>この記事内には商品プロモーションを含みます。
成田空港 第3ターミナルには早朝から国内外問わず沢山のLCCが発着しており、そんな早朝フライトを利用する方も多いのではないでしょうか。
朝7時発のフライトを利用するとしたら、2時間前の5時には空港に到着していないといけません。
お住まいの場所や移動方法にもよりますが、さらに逆算すると起きるのはまだまだ夜も明けきらないド深夜。
だったらもう空港に泊まっちゃいませんか?
今回は成田空港第二ターミナルにあるカプセルホテルナインアワーズをご紹介したいと思います。
目次
ナインアワーズって?
ナインアワーズ(9h)は、成田空港や赤坂、難波や京都など国内に12店舗を構えるカプセルホテルです。
私たちは3つの行動を時間に置き換え、
1h(汗を洗い流す)+7h(眠る)+1h(身支度)
としました。
この最もシンプルな宿泊の概念を基に「9h」は都市生活にジャストフィットする宿泊の機能と、世界に類を見ない新しい滞在価値を提供します
公式ホームページより
実際に宿泊してもわかりますが非常にシンプルなカプセルホテルとなっています。
その圧倒的なシンプルさから、館内に入った瞬間まるで未来空感にでも迷い込んだかのような錯覚さえ感じます。
また仮眠やシャワーのみの利用も可能ということで、成田空港でのトランジットや深夜便利用前の身支度にも便利です。
仮眠・シャワー利用時の料金と時間
・仮眠
利用可能時間 9:00〜18:00
利用料金 最初の1時間は1,500円で以降1時間ごとに500円
このプランではシャワーも使えます。
・シャワー
利用可能時間 24時間
利用料金 1時間1,000円
タオルやシャンプー・コンディショナー・ボディソープなどのアメニティも全て揃っているので、手ぶらでも問題ありません。
ナインアワーズ 予約と価格
今回は宿泊の4日前に予約しました。
普段国内のホテルの予約はじゃらんで予約するのですが、今回は他サイトも見てみたところ値段に差がありました。
じゃらんと楽天トラベルが6,400円だったのに対して、エクスペディアでは5,760円でした。
このように予約サイトにより値段が異なりますので、予約の際は複数サイトを確認することをお勧めします。
ナインアワーズに泊まってみた
では実際に泊まったレビューをしていきます。
アクセス
ナインアワーズ 成田空港は第二ターミナルに隣接する立体駐車場地下1階にあります。
今回は第二ターミナル内からのアクセス方法をご紹介します。
第二ターミナル内にはこのような案内看板が出ています。
まずは第二ターミナル2階に行きます。
目印は吉野家。
この吉野家の隣に北駐車場への通路がありますので、ここを進みます。
動く歩道に乗ると、右側にナインアワーズの看板があります。
そのまま進むとカフェドクリエが見えてきますので、その隣にあるエスカレーターで降ります。
その後カプセルホテルという案内表示に従い進むと、未来的な雰囲気漂うナインアワーズの入り口に到着します。
受付とアメニティバッグ
入ると正面に受付があり、右側が女性エリアへの入り口で左側が男性エリアへの入り口になります。
この通り早速シンプルな案内表記です。
チェックイン時、支払いを済ませるとアメニティが入ったバッグと、カプセルナンバーが書かれた鍵が渡されます。
アメニティ類はこんな感じ。
バスタオル・ハンドタオル・足拭きマット・館内着・スリッパ・歯ブラシが入っています。
この番号が書かれたロッカーとカプセルを利用します。
館内
受付を済ませ、宿泊エリアに入ります。
ロッカールームゾーン→トイレゾーン→シャワーゾーン
と一直線の導線になっております。
ロッカールームゾーン
このように非常にシンプル。
そしてこの色彩が続きます。
ロッカーはこのようになっていて、大きなサイズのスーツケースも入ります。
ここに入らない場合は受付で預かってもらえますのでご安心を。
トイレ・洗面台ゾーン
ロッカールームゾーンの次はトイレ・洗面台ゾーンになります。
ここにはドライヤーもあります。
が、ここドライヤーの風量が弱すぎる
きっと静音性を追い求めてのことなのでしょうが、髪が若干旅立ち気味のジェントルマンが
「なんだよ鼻息かよ」
と独り言を漏らすほどでした。
髪が長い方は少々困るかもしれません。
シャワーゾーン
続いてシャワーゾーンです。
6つのシャワーブースが並んでます。
何度も利用していますが、全て埋まっていたことはありません。
扉を開けるとこのようになっています。
清掃が追いついていないのか、前の人が使ったままの状態であることが多いです。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープ完備です。
こだわりのアメニティとのことで、TAMANOHADAです。
シャワーの水量は全く問題ありませんが、温度が熱くなったり冷たくなったりすることがあります。
東南アジアのホテルを思わせ「タイ辺りにでも行きたいな」なんて思いますが温度に敏感な方は気をつけててください。
カプセル内
身支度を済ませ、カプセルゾーンに入ります。
なかなかの異空間っぷり。
鍵に書かれた番号のカプセルに入ります。
カプセル内には、
・コンセント(1つ)
・ライトスイッチ
・BGMスイッチ
・緊急呼び出しボタン
・小物置き(2つ)
があります。
コンセントが1つしかないのは少し痛いです。
テレビもないので、カプセルに入ったら本当に寝るだけです。
ナインアワーズの良い点・悪い点
良い点
・空港直結のため、早朝便利用時などに便利。
・成田空港周辺ホテルと比較して安い。
・館内表示がシンプルでわかりやすく、初めてでも利用しやすい。
・未来感があり、ワクワクする。
悪い点
・館内に自動販売機などがないため、外に出て購入しないとならない。
・カプセル内の電波が悪く、ホテルWi-Fiを利用しないと全く使い物にならない。
・ドライヤーが貧弱。
・パソコンスペースやテレビがないので、時間を持て余す可能性がある。
ナインアワーズ 成田空港のまとめ
いかがでしたでしょうか。
ナインアワーズはシンプルさを売りにしてることもありますが、正直シンプル過ぎると感じました。
関西国際空港にある同じくカプセルホテルで価格帯も同じの「ファーストキャビン」と比べると、どうしても快適さに大きな差があります。
ですが、身支度と睡眠に特化してるだけありこの2つだけを済ませるだけであれば特に不満もありません。
また、ホテルから早朝便が多く発着する第三ターミナルまで10分程度(徒歩+連絡バス利用)で着くのもありがたいです。
出発前日から旅行気分を味わえるのも空港前泊の魅力の1つです。
早起きしてその日1日寝不足で過ごすくらいなら空港内にあるホテルに宿泊し、旅行1日目から全力で楽しむなんてのもおすすめです。