海外のKFCヲタクである私が中国東方航空で行く2泊5日エジプトでKFC食べよう旅の旅行記三部作最後の帰国編である。
前章は以下にまとめたので、まだの方は以下から読んでいただけたら幸いである。
自宅出発からギザの宿到着までをまとめた出発編はこちら→2泊5日エジプト旅行記【出発編】
現地滞在をまとめた滞在編はこちら→2泊5日エジプト旅行記【滞在編】
今回の帰国編はカイロ空港から自宅到着までを綴っていくが、道中旅行外のところでトラブルがありそちらに気を取られ若干記憶が飛んでいる&写真が著しく少なく、出発編&滞在編と比べこの記事自体は非常にシンプルとなっているがご容赦願いたい。
ではいってみよう!!!!
カイロ国際空港から上海へ
出発の3時間半前に空港に到着。
カイロ国際空港はまず空港ターミナル建物に入る前にセキュリティチェックがあるが、これがまた並んだ。
この際予約確認(Eチケット)とパスポートのチェックがあるため、事前に準備しておくとスムーズに進むだろう。
ターミナル入場から搭乗までの流れをざっくりとまとめると以下のようになる
セキュリティチェック
↓
入場
↓
チェックイン
↓
出国審査
↓
セキュリティチェック(ゲート前にて)
↓
搭乗
今回搭乗する中国東方航空MU224便のチェックインは約3時間前頃から開始された。
乗客は大半が中国人旅客でポツポツと日本人もいるなといった感じ。
エコノミーカウンターが5個ほどオープンしていたので、比較的待ち時間は少なく終了することができた。
往路同様だが、今回も当然荷物は最終目的地の関西までスルーであるので、特に乗継地の上海で入国したりする必要はない。
ちなみにここでエジプト出国カードも渡されるので、カウンターを出て出国審査を受ける前にどこかで適当に書いておくと良い。

チェックインが終わったらいきなり出国審査。
これもまた特に並ぶことはなかったが、いざ自身の順番が来てブース内に入ると担当の審査官が徐に自身のマグカップにティーバックを入れてタンブラーからお湯を注ぎ、タッパーに入れた自家製であろうクッキーを取り出して、ステッカーまみれのスマホをスタンドにセットしてから、私のことなど一瞥もせず気怠そうにスタンプを叩きつけていてよかった。
これは確実に働き方改革の最上級だと思われる。
これでいいのだ。
「日本もこうしろ」とは言えないが、もう少しみんなが肩の力を抜いて過ごすことができたらいいなと感じる。
そんな事を思いながらラウンジに向かう。
カイロ国際空港第3ターミナルにはプライオリティパスで利用できるラウンジは2箇所あり、両方行ったがどちらも食事は全て空で特に補充されるわけでもなくそのままであった。
コンセントも見事なまでにどれも壊れており使えない。
どうしようもないので、ひとまず飲み物だけ飲んで一休みしてから空港内をぶらりと歩く。
フードコート的な場所を見つけ、ちょうどお腹も空いていたのでピザを注文。
不味かった。
さてもういよいよどうしようもないのでひとまずゲートへ向かう。
飛行機を眺めたり人を観察したりなんかしていると、セキュリティチェックがはじまった。
男女で分かれて受けるセキュリティチェックはしっかり目に確認されるので、あらかじめしっかり用意しておいた方がいいだろう。
あとは搭乗まで待機。
上海までの機材は往路同様A350である。
中国人の方々は準備運動に余念がないようで、そこかしこでしっかりと体を動かし準備を整える姿があった。
特に案内もなく始まる搭乗。
優先搭乗等は無いようである。

定刻よりも30分近く早く離陸する中国東方航空。
なかなか思い切っている。
眼下に広がる茶色の街を眺め、また来る事を誓う。
離陸後2時間程度で1回目の機内食。
美味い……
美味いぞ……
大満足であった。
食事後は機内も暗くなり睡眠タイム。
といってもエジプト時間ではまだまだ昼間なので特に眠くもなく、ダウンロードしておいた映画をただただひたすら見るのみであった。
ちなみに機内は往路同様やはり静かで、乗客マナーの悪さなどは一切見受けられなかった。
今回の快適さを実感すると、正直ネットに多々ある中国東方航空の悪評が理解できないのだが、まぁそのあたりは運なのであろう。
私が運がよく、悪いイメージを持った人は運が悪かったのだと思う。
そんなこんで上海到着2時間前頃に2回目の機内食である。

またしても美味しかった(左上の物はよくわからなかったが)
そんなこんなで、予定より1時間上海に早着し長距離フライトが終わったのだった。
上海から自宅へ
さて、上海乗り継ぎ自体も特に問題があるわけでもなく、往路と同様VIP Lounge 39にてシャワーを浴び、食事をして過ごし、大阪関西行きのMU515便へと乗り込む。
定刻通り出発した機内は日本人と中国人半々といった感じで些か賑やかな機内。
機材はA330で座席周りに破損等はなく快適である。

2時間のフライトではあるが機内食があり、すき焼きご飯一択であった。
これもまた美味しかったが、元気団子はよくわからなかった。
定刻通り関西国際空港に到着し、リムジンバスに飛び乗り自宅へと帰宅した。
後半あまりにもあっけなく過ぎ去ってしまったが、今回のエジプト2泊5日旅はこれにて終了である。
せっかくエジプトまでいって2泊5日ではもったいないと言われてしまうかもしれないが、私としては十分楽しむことができた。
また「エジプトはうざい国」と言われているが、私が鈍感なのか運がよかっただけなのか″うざさ″はそこまで感じなかった。
短期滞在であり、ピラミッド周辺とカイロザマーレクからイスラム地区くらいしか歩いておらず、騒がしいクラクションと何かわからない匂いと熱気と混沌が本当に心地よかった。
また、いつか息子を連れて戻って来たいし、なんならまた一人旅で別の都市にも行ってみたい。
ひとまずはそんな夢と希望を持って、またパパとして会社員として日常生活を送ろうと思う。