世界にはそれはそれは沢山の航空会社があり、現在もそれはそれは沢山の飛行機が地球上の空を飛んでいます。
そんな数ある航空会社で快適性や安全性、その他付随するサービスで世界一位を誇る航空会社ってどこだと思いますか?
やはり日本に住んでいると、日本が誇る二大航空会社である全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
しかし、世界的なサービスリサーチ会社であるスカイトラックス社による2019年の格付けではANAは3位・JALは11位と上には上がいることがわかります。
「おもてなし精神満載の日本以外にそんな素晴らしいサービスをする航空会社があるの!?どこよ!?」
とますます気になってきますね。
航空会社において重要なほぼ全ての項目で最高のサービスを提供する航空会社、それは
カタール航空
という航空会社です。
「どこ??」
という声が聞こえてきそうですが、今回はそんな世界最強の航空会社であるカタール航空をレビューしていきたいと思います。
この記事を読んだらきっとあなたもカタール航空で旅行に行きたくなるかもしれませんよ。
目次
航空会社格付けランキング世界一のカタール航空
毎年航空会社や空港などを対象に格付けランキングをつけている、スカイトラックス社というイギリスに本社を置くサービスリサーチ会社による2019年の格付けにおいてワールドベストエアラインを受賞したカタール航空。
カタール航空はその名の通り中東カタールのフラッグシップキャリアで尾翼に大きく描かれたオリックスが特徴の航空会社です。

(めちゃくちゃに汚い写真ですみません)
中東といえばアラブ首長国連邦のドバイを拠点とするエミレーツ航空がまず思い浮かぶ方も多いと思いますが(私もエミレーツ航空が世界で一番大好きです)中東には中東御三家と呼ばれる三社が主に目立っておりエミレーツ航空の他に今回レビューするカタール航空とエティハド航空があります。
その中でも最近世界的に注目されるカタール航空はQsuiteという最新のビジネスクラスが話題になっておりますがなんせ世界一位のカタール航空です、エコノミークラスでも快適な空の旅を楽しむことができます。
拠点空港はハマド国際空港
カタール航空の拠点空港はカタール・ドーハにあるハマド国際空港です。
ハマド国際空港は2014年に運用が開始された比較的新しい空港で、ドーハ中心からドーハメトロで20分ほどの場所にありアクセスも抜群です。
またハマド国際空港は近隣諸国への乗り継ぎにも便利で、大多数の利用客が乗り継ぎに立ち寄っている印象です。
ハマド国際空港に関してはこちらに詳細を書きましたので合わせてご覧ください。
カタール航空の就航路線は世界で3番目に多い
カタール航空は世界6大陸87カ国160都市に就航しており、日本には羽田と成田から飛んでいます。
この87カ国というのは世界でも3番目に多い国数であり、カタール航空の強さを感じます。
またワンワールド系列である日本航空ともコードシェアをしており、日本国内にある各空港から羽田・成田経由で世界各地に行くことができます。
保有機材はボーイング777が最多
エアバス A380 | 保有数:10機 座席数:517席 |
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A350 | 保有数:45機 座席数:283〜339席 ※-900・-1000合計 |
A330 | 保有数:20機 座席数:260〜305席 ※-200・−300合計 |
A321 | 保有数:6機 座席数:182席 |
A320 | 保有数:3機 座席数:132〜144席 |
A319 | 保有数:2機 座席数:110席 |
ボーイング 787 | 保有数:30機 座席数:254席 |
777 | 保有数:57機 座席数:272〜412席 ※−200LR・−300ER合計 |
エアバスA350やボーイング787など最新鋭の航空機を積極的に導入しています。
また、日本にも就航しているボーイング777も多く保有しており長距離路線に力を入れていることがわかります。
搭乗当日の流れと機内エンターテーメントなどについて
世界で一番になるだけあり機内エンターテーメントも充実。
私が利用したのはエコノミークラスでしたが、座席ピッチも広く全く苦がなくフライトを楽しむことことができました。
オンラインチェックインがオススメ
羽田・成田発便は利用客のほとんどが乗り継ぎをする傾向にあるため、空港カウンターはいつも長蛇の列。

私が成田空港発便を利用した際もエコノミークラス通常チェックイン列は大行列となっていました。
そんな時に少しでも時間の節約になるのがオンラインチェックインです。
もはや説明の必要もないかもしれませんが、スマホなどからチェックイン手続きを済ませ、空港では荷物を預けるだけというものでこちらは並んでいる人も比較的少なめですので並ぶ時間を少なくすることができます。

オンラインチェックインはカタール航空公式ホームページや公式アプリからすることができます。
ちなみに座席指定なども公式アプリからすることができるので、公式アプリを入れておくと良いかもしれません。
エコノミークラスでも座席は広々アメニティもあり

今回私が搭乗したのはカタール航空が最も多く所有する機材のボーイング777−300ERでした。

搭乗するとすぐにカタール航空のロゴが出迎えてくれます。
率直にかっこいいです。

すでに荷物が置かれていますが今回座る席はこちら。
後ろにすぐ壁があるポジションを選びました。

座席モニターはこんな感じで一般的です。
最新の映画などを見ることができ、自分としては飽きることはありませんでした。
邦画も結構ありました。

座席にはクッションとブランケットがあります。


アメニティセットもくれました。
中には
・アイマスク
・靴下
・耳栓
・リップクリーム
・歯ブラシ
が入っています。
靴下って地味に嬉しいですよね。
無料機内Wi-Fiあり。でも中国上空では使えない…
カタール航空では機種によっては機内Wi-Fiを提供しているものがあり、日本路線は機内Wi-Fi搭載です。
機内Wi-Fiは離陸後数十分後から利用することができます。
通信速度は下の中くらいで、無料・有料共に陸上と同じ感覚でインターネットはできません。
しかし、テキストメールやLINE・Twitterなどは画像の送受信がなければ見ることができ、かなり助かります。
画像の送受信に関してはかなり時間がかかるもののどうにか済ますことができるといった感じです。
機内Wi-Fiの利用方法は至って簡単。

機内モードのままWi-FiをONにすると「OryxComms」というのが出てきますのでそれを選択します。

すると画面が切り替わりこのような画面になります。
上のプランは無料で60分・10MBまでで利用することができます。
下のプランは10ドルでフライト中使い放題となっています。
私は無料のを使った後、有料の方も使いました。

有料Wi-Fiを使う場合はクレジットカードで支払い手続きをする必要があります。

支払いが完了するとこのような画面が出てきて、Wi-Fiの利用を開始することができます。

しっかりとつながっています。

数分後このようなレーシートが届きます。

Wi-Fiを利用できないとこのような画面が表示されます。
大抵は数分待てば通信が復活します。
さて大変便利なWi-Fiですが、中国上空では利用することができません。


日本往復便はどちらもかなり長い時間中国上空を飛びます。
往路に関しては「少し繋がりにくいな」といった感じでしたが、復路に関してはもう全く使えませんでした。
中国上空が使えないと言うのは以前エミレーツ航空を利用した際もそうでしたが、かなりの時間使えなくなり、有料Wi-Fiを利用している場合は損した気分になるのでよく考えてから有料プランを使うようにしましょう。
機内Wi-Fi利用時は必ず機内モード+Wi-Fiで利用し、モバイルデータ通信は絶対にONにしないようにしまよう。
エコノミークラスでも機内色が美味しい
気になる方も多い機内食が、全般的に美味しく頂けました。

搭乗後しばらくしてから機内食メニューが配られます。
往復共に2食ずつ機内食がサーブされます。


2019年12月時点のメニューはこのような感じ。


往路の最初に出てきた機内食はこちら。
日本発路線ということもあり、大変美味しくいただきました。

特に美味しかったのはこのゴディバのチョコレートムース
もう何個でも食べられそうなくらい過去最高に美味しい機内食デザートでした。

こちらは2食目。
焼きそば的なものですが、こちらも美味しかったです。


こちらはカタール発成田便の機内食です。
2枚目の右上にあるソバがかなり独特な味付けで、カタール航空機内食で唯一のノーコメント料理でございました。

ちなみにこれはおやつで出てきたポテチゴディバのチョコムースに次いで美味しかったのは内緒です。
カタール航空レビューのまとめ
世界最高峰の航空会社であるカタール航空はたとえエコノミークラスでも快適な空の旅を楽しむことができました。
日本からカタールへは長時間フライトになるため、快適な座席と美味しい機内食というのはかなり重要ですが、カタール航空であれば心配なく乗ることができ、長時間の移動も楽しい旅行の大事な一部となるはずです。
カタール航空でカタール旅行のみならずヨーロッパやアフリカなどへ快適に旅してみてはいかがでしょうか。
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