東南アジア旅行の味方ベトナム航空
私自身東南アジア諸国に行く際は頼りにしている航空会社の一つです。
空港内などでもベトナムの民族衣装であるアオザイを着て歩くキャビンクルーの方々を見たことある方も多いのではないでしょうか。
しかし、やはり外資系の航空会社ということで初めて乗る方の中には少々不安がある方や「安過ぎるけどサービスはどうなの?」なんて気になる方もいるでしょう。
今回はそんなお得な航空券を多く出しているベトナム航空の
- 予約から搭乗までの流れ
- 座席・機内食など機内設備
- トラブル発生時の対応
などについて書いていきます。
結論から言うとサービスもトラブル発生時の対応などを見てもベトナム航空はオススメの航空会社でした。
目次
ベトナム航空とは?
機体に大きく描かれた蓮の花と、アオザイ姿のCAさんが目を引く航空会社。
ベトナム国営のフラッグシップキャリアでありながら、LCCにも勝る低運賃でのフライトを実現しているのも特徴です。
90の機材を有し約100の国と地域に就航しています。
アライアンスはスカイチームです。
ちなみに日系の航空会社であるANAとはコードシェアやマイレージクラブなどの提携をしています。
ベトナム航空独自のマイレージサービスプログラムロータスマイルもあり、多く利用するのであれば登録しておきたいところ。
また航空会社及び空港の格付けをするスカイトラックス社により4スターエアライン認定(現在4スター認定を受けている航空会社はエミレーツ航空やタイ航空など43社)を受け、名実ともに世界における高評価航空会社となりました。
拠点空港はホーチミン・ハノイの2空港
タンソン・ニャット国際空港(ホーチミン)
ノイバイ国際空港(ハノイ)
の2空港が拠点です。
タンソン・ニャット国際空港
ノイバイ国際空港
また日本からは
- 成田国際空港
- 羽田国際空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港
- 福岡空港
からハノイ及びホーチミンに向けて直行便を出しており、国内どの空港からでも約5時間程度でベトナムにアクセスできることから、ベトナムのみならずベトナム経由で東南アジア諸国をはじめ世界中へお手頃価格で飛んで行くことができてしまいます。
ベトナム航空の主力機Airbus A350とBoeing787
ベトナム航空は世界最大の航空機製造会社である欧州のAirbus社と米国のBoeing社の最新鋭機A350とB787を保有しています。
A350とB787を同時に保有したのはベトナム航空が世界で2番目となり、最新の航空機と共に今後の発展が楽しみな航空会社です。
この他にも、A321を短距離路線向けに保有しています。
A350・B787共にファーストクラスの設定はなく
- ビジネスクラス
- プレミアムエコノミークラス
- エコノミークラス
の3種類の座席タイプで揃えています。
※一部B787型機ではプレミアムエコノミークラスの設定がない機材もあり。
Airbus A350-900
最近JALも導入し話題になったエアバス社の最新鋭機A350をベトナム航空は世界に先駆けて導入してます。
A350はボーイング社のB787を競合機種としており、新世代の中〜長距離路線用機材としてベトナム航空でも活躍しています。
機体の約50%にカーボン素材を使い、機内の気圧及び湿度を従来の航空機よりも更に地上に近づけることができており、快適な機内空間となっています。
私自身、中長距離路線に乗る際はのどヌールマスクがないと乾燥して鼻が痛くなるのですが、A350の場合必要がありません。
座席タイプは?
総座席数は305席(機材による)
ビジネスクラス 29席
プレミアムエコノミークラス 45席
エコノミークラス 231席
となっています。
Boeing 787-10
東南アジアの航空会社で初めて導入したB787ドリームライナー
A350と同じく中〜長距離路線で活躍するB787も最新鋭機とあり機内環境は抜群。
特徴的なのは窓が電子シェードであること。
従来のシャッと閉めるシェードではなく、下にあるボタンを押すことで明暗を調整することができハイテク感を味わうことができます。
座席タイプは?
総座席数は約300席(機材による)
・ビジネスクラス 28席
・プレミアムエコノミークラス 35席
・エコノミークラス 211席
となっています。
トラブル発生時の対応も問題なし
私自身何度もベトナム航空を利用しており、ベトナム航空でのフライトトラブルも経験してます。
悪天候による乗り継ぎ失敗時、ベトナム航空では迅速なホテルの手配と送迎により必要以上のストレスなく過ごすことができました。
その際の詳細に関しては
こちらに書いてあるので、あわせてご覧ください。
予約完了から搭乗まで
ここではネットでの予約完了から搭乗までの流れを書いていきます。
当然ベトナム航空は日本語に対応したホームページがありますので、予約や予約後の問い合わせも簡単にできてしまいます。
予約はネットから
ベトナム航空ホームページからの予約はホームページ上部から行います。
前述の通り予約自体は日本語で完結するので、難易度は高くありません。
予約が完了すると、このような画面が出てきます。
ここには予約番号や旅行の詳細が記載されています。
メールでも以下のようなフライトの詳細やEーTicketが送られてきます。
これらが添付されたメールは消さずに取っておきましょう。
念のため印刷をしてもいいですが、私自身印刷したE−Ticketの提示などを求められたことはありません。
また2019年8月より受託手荷物に関するルールが変わりましたが、日本発着便に関しては大きな変更はありませんので、安心してください。
ベトナム航空受託手荷物に関しては、こちらにまとめましたのであわせてご覧ください。
朝の成田空港ベトナム航空チェックインカウンターは激混み
朝9:30から10:30にかけて成田空港からベトナム各地へ向けて出発するベトナム航空便は数本あり、チェックインカウンターはかなり混雑します。
このように行き先により列が分かれておりますが、一機で300人近い人間を運ぶためチェックインカウンターはもうカオス状態。
早めに行くことをお勧めしますが、それでもチェックインカウンターが全て開いていないと結構な待ち時間になります。
ウェブチェックインがオススメ
そこで混雑からの回避手段として効果的なのがウェブチェックイン
出発の24時間前から1時間前まで利用可能で、日本発便及びベトナム発便その他多くの路線がその対象となっており、ホームページ内にあるウェブチェックインページより手続きを進めることができます。
サイト上部にあるチェックインを開き、予約番号や名前を入れることでオンラインチェックインに進むことができます。
オンラインチェックインが終わるとこのような搭乗券と印刷用の搭乗券が登録メールアドレス宛に送られてきます。
これでウェブチェックインは完了です。
出発当日はウェブチェックインレーンに並び、混雑を少しでも回避しましょう。
ベトナム航空エコノミークラスの機内食は?
今回は成田発ホーチミン経由バンコク行きのフライトの機内食についてご紹介してきます。
時期により内容は変わりますので今回ご紹介するものと全く同じものが出るとはかぎりません。
メニュー内容
離陸後少ししてから、機内食のメニューが配られますので中を確認します。
ちなみにこのメニューは着陸前に回収されますので、持ち帰らないように気をつけましょう。
VN300ホーチミン→成田とVN301成田→ホーチミンの食事メニューが記載されています。
どちらも和食と洋食から選ぶことができます(上記メニューは2019年10月時のものとなります)
飲み物はこのような感じ。
成田→ホーチミン
ここでは洋食を選択しました。
肉が柔らかく美味しい機内食です。
ホーチミン⇄バンコク
ホーチミン・バンコク間の路線はフライト時間が1時間程度の短距離路線ということもあり、メニューの選択はなく一種類のみでした。
こちらはホーチミン→バンコク間の食事
こちらはバンコク→ホーチミン間の食事
どちらにもあるハムたちがあまりにも味にクセがあり食べられませんでした。
ホーチミン→成田
ここでは和食を選択。
やはり当然ながら短距離路線とは力の入り方が違います。
豚の生姜焼きでしたが、汁だくで朝ごはんとしてしっかりと食べることができました。
A350とB787比較
前述のエアバスとボーイングの最新鋭機であるA350とB787。
ここでは利用時に気になった違いを書いていきます。
座席
まずは乗客が一番接する座席の違いから。
私的には大きな違いは感じませんでしたが、A350の方が些かホールド感があったようにも感じました。
またA350・B787どちらにもUSBの差し込み口あり、スマホの充電などに困ることはありません。
A350
座席両脇が出ており、これがホールド感が高く感じた一つの理由かもしれません。
また、ヘッドレストは上下調整することが可能です。
タッチ式の座席画面はさすが最新鋭機、ヌルヌルと動いてくれます。
B787
A350と比べ背もたれは平面的に見えます。
こちらもヘッドレストは上下に動きます。
座席モニターですが、A350とサイズは同じです。
タッチ感度もA350と比べ違いは感じませんでした。
洗面台
次にトイレなんかも利用頻度は高いものです。
航空会社によっては時間が経つと、えげつない汚れ方をしているのを見かけますがベトナム航空ではいつ行っても綺麗でした。
A350
A350はステンレス製の部品が多く使われており、少しだけ高級感があります。
B787
B787の方はこのようになっており、一般的なトイレといった感じです。
その他
シートベルトサインなどを表示する上部にも違いがありました。
A350
A350の場合、ディスプレイ式になっており4種類の表示が出るようになっています。
B787
対してB787は従来の点灯式となっており、この他のサインは各キャビン前方に映し出されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
東南アジアベトナムの翼ことベトナム航空は最新鋭の機材を多く保有し、日本発着路線に関してもA350やB787を積極的に運航し、快適な空の旅を楽しむことができます。
またアオザイ姿のキャビンクルーの皆さんに迎え入れられると、乗った瞬間からベトナムを感じることができ出発前から旅行気分を味わうことができます。
今後もますます発展してくであろうベトナム航空を利用して旅行に出かけてみてはいががでしょうか。