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島国である日本から海外へ行くには99%使わなければならない移動手段である飛行機。世界には無数の航空会社あり常に世界中の空をたくさんの旅客機が人々を乗せて飛んでいます。
そんなたくさんある航空会社を対象に毎年スカイトラックス社というイギリスに拠点を置く航空サービスリサーチ会社が、客室乗務員・機内エンターテイメント・機体メンテナンスなど多岐にわたる項目や乗客からの満足調査などを行った上で各航空会社の評価をまとめた格付けランキングを発表しています。
その格付けランキングで一番注目されるエアラインオブザイヤーで3年連続で1位を受賞し、2022年最新のアワードでも1位なのが中東カタール・ドーハに拠点を置くカタール航空
そんなカタール航空と熾烈な争いをしこれまた過去に何度も1位に輝き、2022年のエアラインオブザイヤーでは第3位の航空会社がUAE・ドバイに拠点を置くエミレーツ航空
どちらもオイルマネーで潤う中東の航空会社らしく豪華さに溢れ、乗客達を圧倒的なまでに魅了し世界中に注目されている航空会社です。
その他にも中東にはもう一社大きな航空会社があり、それがUAE・アブダビを拠点とするエティハド航空
こちらもワールドベストファーストクラス4位やワールドベストビジネスクラス8位を受賞するなど、中東系航空会社として注目を集める航空会社です。
どの航空会社も日本からの直行便もあり、中東の各空港をベースに世界中に就航しているためヨーロッパ旅行やアフリカ旅行の際は強い味方。
また、エミレーツ・カタール・エティハドをまとめて中東御三家と呼ばれ、世界でも屈指の航空会社となっています。
そんな3社として実際に利用し旅行した経験のある私が各社エコノミークラスの
- 運賃
- フライト時間
- 座席
- 機内食
- 機内エンターテイメント
上記5つの項目を中心に乗り比べてこの記事にまとめてました。
今後中東系航空会社を利用して旅行する予定のある方はぜひ今回の記事を参考に航空会社を選んでみてください。
またすでに予約済みの方は搭乗前の予習として目を通していただけたら幸いです。
目次
結論:エミレーツが最強
いきなり結論ですが、3社を利用した私はエミレーツ航空が最強だなと感じました。
その理由は以下の通りです。
- JALマイルをつけることができる。
- 3社中運賃は安くはないもののその分サービスが行き届いている。
- 機内食や機内エンターテイメントが他社と比較しかなり優れている。
- 関空からも飛んでおり関西圏からの中東へのアクセスも最強。
- 成田・羽田から飛んでおり各々発着時間が違うため生活スタイルに合わせてフライトを選ぶことができる。
- とにかく乗っていてテンションが上がる!
といった感じです。
日頃から国内線などでJALを利用している方はJALマイルがつくのは嬉しいのではないでしょうか。
またエミレーツは日本国内の成田国際空港・羽田国際空港・関西国際空港から毎日飛んでいる(コロナ禍において運行変更があるため詳細はエミレーツHPなどで要確認)ため、中東へのフライトの選択肢としてはかなり有力な候補になります。
後ほど詳しく解説しますが、成田空港・羽田空港の発着時間は絶妙に違うため自分の生活スタイルに合わせて選択できるのも嬉しいところです。
しかしながら運賃は3社中そこまで安くはなく、エティハドやカタールに劣る点はそのあたりでしょうか。
そし私的にエミレーツが最強な理由は
乗っていてとにかく一番テンションが上がる!
ここはかなり好みの問題になってしまいますが、飛行機の外観から機内の雰囲気・CAさんの雰囲気・ボーディングミュージックのかっこよさなどなど…とにかく乗る前からテンションが上がる航空会社の1つです。
海外旅行において長時間フライトというのはテンションが下がりがちのものですが、エミレーツ航空のフライトなら終始楽しい空の旅になること間違いなしです。
三社のエコノミークラスを徹底比較!!
ではエミレーツ航空・カタール航空・エティハド航空この3社のエコノミークラスを比較していきます。
どこの航空会社も一長一短でこの違いはなかなか面白いものがあります。
各社のイメージとしては
エミレーツ航空→圧倒的なゴテゴテ豪華
カタール航空→洗練された豪華さ
エティハド航空→LCC(ローコストキャリア)とFSC(フルサービスキャリア)の中間
といった感じでした。
3社共通して搭乗時機内に持ち込んでおいてよかった物
まず始めに、これは3社に共通して言えることですが、やはり備え付けのクッションやブランケットでは物足りなさがあり、特にクッションはへたれていたりして、どうもしっくりこない事が多かったです。
快適な機内をさらに快適にするためには、ネックピローやブランケットを持ち込むことがおすすめです。
特に私のおすすめは以下の2つ。
どちらもコンパクトにまとめることができるため、機内持ち込み荷物に入れても邪魔にはなりません。
また、機内以外でも空港滞在中や飛行機以外での移動中、なんなら日常生活でも使うことができるためあらかじめ用意しておくとベストです。
もう1つあってよかったものはこちら
これは3社の航空会社に限らずですが、機内は極度に乾燥しています…
そのため私も旅行鞄に大量に入れておくくらい欠かせないのがこののどぬーる濡れマスク。
特に長距離路線だとこの濡れガーゼが数時間で乾燥してしまうため、往復分で多めに持っておくと安心。さらに乗り継ぎ等もある場合はその分量も増えるためAmazonなどでまとめ買いしておくと旅行時心置きなく使えます。
機内の乾燥により喉や鼻を痛めてしまい、せっかくの旅行を楽しめなくなるのを回避するためにも準備しておくことをおすすめします!!
最後にこちら
コップ付きの歯ブラシセットです。
なぜコップ付きがおすすめかというと、海外などでは水道水を直で飲むことはできず、歯磨き時もなるべくなら水道水は使わないほうがいいため、ミネラルウォーター等を使うことになります。
その際歯を磨くたびにペットボトルから口にしていたら衛生面でも良くありませんし、何より歯磨きしにくいんですよね(笑)
機内アメニティでも歯ブラシは配られたりもしますが、コップが無いこともありますので、こちらを用意しておくことをおすすめします。
座席感覚はほぼ同じしかしエティハドが快適かも
3社ともに長距離長時間フライト。
気になる座席ですが、エコノミークラスに関して大きな違いはありませんでしたが、絶妙な違いはありましたので比べていきます。
エミレーツ航空
座席単体のいい写真がありませんでした…
ちなみにこれはエアバスA380の座席です。
少し古めかしさを感じますね。
窓枠はウッド調になっておりおしゃれ感があります。
カタール航空
お次はカタール航空。
こちらの機体はボーイング777です。
座席モニターはこんな感じで、タッチ感度もよくヌルヌル動きます。
ちなみにカタール航空もアメニティセットをいただけます。
中には
- アイマスク
- 靴下
- 耳栓
- リップクリーム
- 歯ブラシ
が入っています。
靴下って地味に助かりますね。
エティハド航空
私的にいいなと思ったエティハド航空はこちら。
機種はボーイング787ですね。
ヘッドレストに頭を置く部分があります。
これがまた結構助かります。これだけでも座席については他社に比べ少しだけ快適さがあります。
座席モニターも最新鋭の機種らしくかなり使いやすく、画面が大きく見やすいです。
機内食はエミレーツがいいかな
各フライトでは機内食が2回出ます。
ここではエミレーツ航空が美味しいと感じました。
といってもエコノミークラスに大きな差はないのですが…(笑)
エミレーツ航空
色合いがかなりわかりにくいですが、こんな感じです。
これは確か2回目の食事だったと思います。
チーズオムレツは安定的なうまさでした。
あとは食事メニューをもらえるため、注文時英語が分からなくてもどうにかなるというところが助かります。
日本路線以外にも乗りましたが、エミレーツ航空が一番安定して美味しかったです。
カタール航空
続いてカタール航空ではビーフシチューが出ました。
美味しく食べることができます。
そして私的に最も感動したのがゴディバのチョコレートムースです。
これは感動的な美味さです。
これを食べるためにまたカタール航空を利用したいと思うほどでした。
エティハド航空
これは成田からアブダビまでのフライト1回目の食事です。
これは魚料理でしたが、味についてはノーコメントです。
しかしながらエティハド航空で提供されるこのペンネアラビアータは絶品。
ボリュームもかなりあるのでこれ1つで満腹になれます。
そしてエティハド航空の難点はこれ。
スナック類が有料です。
食事中以外のドリンクと食事後の飲み物は選べますが、それ以外は水がほとんど。
どうしても飲みたい場合は有料で購入する必要があります。
機内エンターテイメントもエミレーツとカタールが良い
機内エンターテイメントもエミレーツとカタールが良いと感じました。
その理由は日本語字幕&日本語音声が多い!!
対してエティハド航空は日本語字幕はなく、邦画も少しある程度…
そのため、搭乗前に暇つぶしグッズを用意しおく必要があり、私はアマゾンプライムで観たい映画を搭乗前に片っ端からダウンロードし、機内で観るようにしています。
ちなみに今なら30日間無料でアマゾンプライムを利用できる体験版があるので、旅行前に登録し旅行後に解約すればお得に機内ステイを快適にすることができちゃいます!!
解約はいつでも簡単にできますし、気に入ればそのまま月額500円で加入することも可能。
映画やドラマ・テレビ番組など、エティハド航空エンターテイメントの数百倍は数がありますので、気になる方は以下からチェックしてみてくださいね!!
仕事終わりに乗りやすいのはエミレーツ・カタール
まずはフライトスケジュールから比べてみましょう(コロナ禍において運行変更が起きているため、参考程度にご覧ください)
今回は各航空会社が出している成田空港発着時間をメインにみていきます。
最後にはエミレーツ航空の成田発・羽田発の時間もピックアップしています。
エミレーツ航空&カタール航空
エミレーツ航空・カタール航空の成田発着時間は以下のようになっています。
どちらも同じような時間帯のフライトとなっています。
往路は仕事終わりに利用することができ、現地朝に到着するため1日目から無駄なく旅行することができます。
復路に関しても最終日の最後まで遊ぶことができ、到着も夜遅くもないのでしっかりと自宅で休むことができます。
土日休みの会社員であれば最高のフライトスケジュールではないでしょうか。
エティハド航空
エティハド航空はこんな感じ。
復路は早い時間に帰国できるため、成田からさらに国内線に乗り継ぐ必要のある方からするとベストな時間帯ですね。
しかし、往路に関してはかなり微妙で旅行初日から半日もしくは1日休む必要があります。
またアブダビ到着も深夜0:30ということもありかなりもったいない時間です。
もちろんアブダビ乗り継ぎで他国に行く分には問題ありませんが、正直エミレーツやカタールのフライトスケジュールには到底及ばない微妙さがあります。
エミレーツ成田便・羽田便のフライトスケジュール
このフライトを比べてみましょう。
往路はどちらかというと羽田便の方が余裕があります。
しかし復路便は現地出発時間も日本到着時間も大きく違います。
羽田便に関しては現地を朝7:40に出発するため、ドバイ国際空港には早朝4時過ぎには到着していないとなりません。
また帰国時間も遅いため、公共交通機関で移動する方にはかなり厳しい時間となっています。
そのため往路は羽田便を、復路は成田便をといったフライトにすると効率よく旅行できます。
運賃はエティハドがお手頃
成田空港からイタリア・ローマまでのフライトを検索日より2ヶ月先のフライトスケジュールをスカイスキャナーで検索してみました。
ここではエティハド航空に軍配が上がりました。
しかしこれに関しては時期などの兼ね合いもありますので、参考程度に考えてみてください。
エティハド航空は70,270円
まずは最安だったエティハド航空はこんな感じ。
到着日は朝から行動できて理想的なフライトですが、帰りは朝には出発しなければならず若干もったいない気もします。
エミレーツ航空は91,612円
エティハド航空より2万円上がるエミレーツ航空は午後着の午後発というスケジュール。
帰りが午後発なのは嬉しいですが、午後着なのが短期旅行だともったいなく感じてしまうかも。
カタール航空は112,134円
エティハド航空から4万円上がるカタール航空、残念ながらローマへのフライトに関してはあまりよくありません。
到着日は朝なものの片道に39時間もかかってしまいます。
そしてさらには高いのですから、ここのフライトにおいてはエティハド・エミレーツに完敗です。
中東御三家乗り比べまとめ
世界でも最高峰の航空会社が集う中東地域をベースに世界を飛び回る中東御三家
どの航空会社も特色があり乗り比べていて面白かったというのが私の感想です。
豪華さが売りの中東系航空会社でもタイミングによっては低運賃でチケットを購入することができるため、中東各地への旅行はもちろんのことヨーロッパやアフリカなどへの旅行にぴったりです。
また今回は全て航空券検索サイトのスカイスキャナーから検索しました。
スカイスキャナーでは希望の日付・時間帯・運賃から好みのフライトプランを組み合わせたりすることができるため本当におすすめ。
私自身もこのサイトからしか航空券を予約しないくらいには毎回助けられています。
スカイスキャナーで航空券を見ているだけでもワクワクできるので、気になる方は覗いてみてください!!
スカイスキャナーの利用方法や、航空券の予約についてはこちらの記事をご覧ください!!