日本国内でもローカルバスというのはローカルルールが多く、いざ乗るとなると少し気が引けてしまうもの。
それが海外旅行となるとそのローカル感は倍増
看板のない停留所…
発車時刻は運転手の気分次第…
乗り方も降り方もわからないバス…
支払い方法がわからぬまま出発するバス…
なんでもありで時間も全く読めないことから、海外ではタクシー(Uber・Grab含む)や電車をメインに利用する方が多いと思います。
しかし実際のところバスというのは概して運賃が安く、何より欠点であるそのローカル感は得てして旅の思い出となったりするもの。
発車時刻がわからなければ発車まで待てばいいだけなのです。
今回はそんなローカルバス「ソンテウ」でのプーケット・パトンビーチからプーケットタウンへの行き方をまとめましたので、プーケット旅行の際の参考になったら嬉しいです。
ではいきましょう!
ソンテウは地元民の移動手段
ソンテウとは特徴的な青い色をしたバス(トラックを改造したもの)で、観光客のみならず地域住民の移動手段となっています。
青味は車体によって違いますがこのようなルックスをしていることが多く、出発地や行き先が書かれた小さな案内板やペイントが施されています。
パトン↔︎プーケットタウンのみならず、カロンビーチやカタビーチなどからも出ています。
車内はこのようになっており圧倒的な解放感で、トゥクトゥクの大型版といったところでしょうか。
乗客が増えてきたら奥に奥に詰めて座っていきます。
またこのようなバスタイプもあったりもしますが、運賃は同じです。
運賃は片道40バーツ、時間は50分ほど
運賃は片道40バーツとなっており、車内前方に書かれていたりします。
支払いは出発後に車掌さんが回収します。
パトンからプーケットタウンまでは約50分程度かかります。
道中急勾配の坂道を今にも止まりそうな速度で登って行く様は思わず応援したくなります。
ちなみにトゥクトゥクだと片道500バーツ(約1900円)ほどで約30分で到着しますので、早く行きたいのであればトゥクトゥクの利用を考えてもいいでしょう。
しかし、トゥクトゥクは大まかな金額は決まっているものの乗車前に必ず運賃の確認が必要であったり、場合によっては交渉が必要だったりと些か煩わしい部分もあるので、時間に余裕がる方はゆったりとソンテウで向かうことをおすすめします。
発着場所は決まっているけど、バス停は基本適当
パトンビーチ側の始発乗り場はバングラ通りから南へ15分ほど歩いたところにあります。
バス停にはこのようにソンテウが止まっており、近くに運転手さんもしくは車掌さんがいるので行き先を告げ案内された方に乗り込みましょう。
また、ここ以外の場所でも乗車はいつでも可能です。
特にビーチ沿いはかなりゆっくりと走るので、乗る場合は手を上げて手招きすれば止まってくれます。
パトンへ戻る際はジャンクセイロン側の通りで適宜停車するので、適当に降車します。
そしてプーケットタウン側の始発乗り場はプーケット中央市場の少し先のところにあります。
中央市場前にも同じようなソンテウが止まっていますが、カタやカロン行きだったりするので、パトンの場合は少しだけ奥まで進みましょう。
するとこのように止まっているので、運転手さんもしくは車掌さんに声をかけ案内された方に乗り込みます。
ちなみにパトンから到着するバス停はこことは別のところになるので注意が必要です。
帰りにここへ行ってもバスには乗れません。
時刻表はなく運転手さんの感覚で発車
このソンテウ、概ね30分感覚くらいで運行されていますが厳密には決まっていません。
こんな景色を見つつ海風に吹かれながらゆったりと待ちましょう、30分以内には発車するはずです。
ソンテウ夕は方17時頃で運行が終了してしまいますので、万が一プーケットタウンで終電を逃したらトゥクトゥクで戻りましょう。
ソンテウまとめ
プーケットで便利なソンテウについてまとめました。
時間が読めなかったり、支払い方がわからなかったり、ローカルバスは一見ハードルが高いようにも思いますが一度乗ってみると全くそんなことはなく、ゆったりと過ぎる景色を眺めながら風を浴びていると、なんとも言えぬ心地良さに包まれます。
そして運賃交渉の必要もなく、圧倒的な低運賃もありがたいところ。
プーケットへ行った際はトゥクトゥクだけではなく、ソンテウも移動手段の一つとして候補に入れておくと行動の幅が広がり、ローカル感も満喫することができ、旅に新たな彩りを加えてくれることでしょう。