アジア

1泊3日週末ハノイ旅【入国編】

2023年5月8日、7ヶ月ぶりに航空券が発券された。

行き先はベトナム・ハノイ、旅程は1泊3日。

ベトナムと私はすこぶる相性が悪い。

私にとって旅で起きうるあらゆるトラブルがベトナムで起きていると言っても過言ではない。

しかし、それでもなぜか縁があるのがベトナムでもある。

今回もその強縁が発揮されベトナムへと飛び出した訳だが、結論から言ってしまうと空港へ向かう帰りの車内からハノイの街を眺めながら「んんんベトナム好きぃ……またくるねぇ……」と、さながら織姫と彦星の如く別れを惜しむ状態にまでベトナムの虜になっていた。

 

 

ベトナムとの因縁や行くことにした理由、航空券予約・ホテル予約・SIM等今回のハノイ旅に関する細かなことは1泊3日週末ハノイ旅【準備編】書いているので、まだ読んでいない方はこちらから読んで頂けたら幸いである。

 

この記事には有益な情報などは一切書かれていない。

31歳既婚男が著しく短い時間でベトナムハノイを駆け抜けた出来事をただただダラダラと書いているだけの旅行記である。

それを承知した上で、お手隙の際にお付き合い頂けたら幸いである。

自宅から成田空港へ

フライトは9:30成田発のVJ933便、早起きをしていつも通り納豆を口にかきこみ、テレビ横に飾られたお守りに手を合わせ家を出る。

私が海外旅行へ行くとなるとこれが飾られる。

妻手作りのお守りにはおうち用と私用があり、私用はパスポートに挟まれている。

これのおかげで私は無事旅を終え帰宅できているのだと思う。

 

早朝の成田空港行きの電車にはサラリーマンはもちろん、大きな荷物を抱えた旅人も多く見受けられた。

これから旅立つ人も、これから祖国へ帰国する人も、どこか浮足だった雰囲気である。

成田空港第二ターミナルに到着すると多国籍な旅客で溢れている。

改札を出てすっかり乗り慣れたエスカレーターを上り出発フロアへ向かう。

エスカレーターを上りきると眼前に現れる各航空会社のチェックインカウンター。

コロナ禍真っ只中の閑散とした薄暗い雰囲気とは打って変わり人が多く、とにかく活気がある。

やはり空港というのはこうでなくちゃ。

旅好きとしてこの回復は嬉しい。

 

そんな活気溢れるターミナル内をトコトコ歩き、Rカウンターへ。

この時間帯はハノイ行きとホーチミン行きのチェックインが被っているようで、人はかなり多い。

 

一応行き先ごとにレーンは分かれているので、ハノイ行きのレーンへと進む。

とはいえ、実際進むと空いているカウンターに案内され、結局上にホーチミンと書かれたカウンターで手続きを進める。そいうものである。

今回は預け入れ荷物がないため、3分程度で搭乗手続きが完了した。

出国そして搭乗

航空券とパスポートを携えて保安検査場へと向かうが、オープン直後の保安検査場がこれまた大行列。

保安検査と出国審査を抜けるまでに30分程度かかった。

とはいえ、フライトまでは十分時間があるのでそこまで焦る必要はない。

 

第二ターミナル制限エリア内を歩いていると、エミレーツやカタールでの遠距離フライトにワクワクしていた記憶が蘇る。

 

早朝4時過ぎに納豆しか食べておらず、尚且つ今回はLCCのため機内食はない(希望すれば有料で食べられるが)ので、このままでは日本時間16時頃まで何も食べることができず過ごすことになってしまう。

それではさすがに空腹で旅どころの騒ぎではなくなる。

どうしても機内で食べる用の軽食を手に入れておかねばならない。

ところがコンビニはどこもやっていない。

なんてことだ…

などと、頭を抱えていたら行列が一際目立つスタバが目に入る。

「ここでパンでも買うか」

そう考えレジにてお会計をすると

「こちらの商品温め必須となりますので、温めさせていただきますね」

と笑顔で言い渡される。

数分後、ほっかほかに温まり明らかに機内には持ち込めないレベルの美味しそうな香りを漂わせるパンを「今ではなかったなぁ」などと思いつつも、美味しく食べている自分がいた。

と、そんなことをしていたらすぐそばのコンビニが開店し、おにぎりと飲み物を購入する事ができた。

 

スタバのくだりなんだったの?

 

 

さておにぎりを握りしめたまま、VJ933便の搭乗が開始時間となった。

搭乗口周辺はすでにベトナム語で溢れており、肌感ではあるが7割〜8割はベトナム人の方な気がした。

そうそう、この便では相互フォローの方とたまたま同じ便だったというミラクルが起きていた。

 

肝心のベトジェットエアの座席だが、シンプルに狭い。

膝は普通に前席に当たる。

前席のポケットにペットボトルを入れようもんなら極端に狭くなる。

しかし、往復28,050円で海外へと連れ出してくれるベトジェットエアには感謝が止まらない。

 

ほぼ満席で大勢の人々を乗せた飛行機はあっという間に飛び立ち千葉を見下ろす。

フライト時間は約5時間半。

ベトジェットエアはLCC故に機内モニターはないので、ひたすらにスマホに入れたアマゾンプライムの映画を観る。

それが以外に一切することはない。

 

ハノイ到着1時間ほど前になり、搭乗直前に買ったおにぎりを食べる。

静かめな機内に鳴り響く海苔のパリパリ音。

空の旅が終わろうとしていた。

ムワッとベトナムに入国

数年ぶりに降り立つベトナムの地。

飛行機を降りた瞬間から東南アジアの香りに包まれる。

 

搭乗橋から外に目をやると明らかに暑そうな光景が広がっている。

人の流れに身を任せイミグレーションへと向かうとそれなりに混んでおり、並び始めてから30分程度で無事入国を果たした。

圧倒的に気怠そうで虚無の雰囲気が漂いつつも、眼光鋭く各旅行者を見る入国審査官にはいつもドキドキさせられる。

 

到着エリアで目に止まった両替所でベトナムドンを手に入れる。

相変わらず桁の多いベトナムドン、富豪になったような気分だが日本円にするとわずか1万円である。

ちなみに私はいつもレートなどは特に気にしないので、とりあえず目に入った所で済ませている。

 

両替を済ませいざ空港から出るとムワッとした熱気が身を包み、それと同時にけたたましいクラクションの音があちらこちらから耳に飛び込んでくる。

ベトナムの首都にある国際空港だというのに、初っ端から東南アジア感が溢れ出している。

日本も暑くなりだした時期ではあるが、日本のそれとは全くもって格が違う暑さに茹だりながらもこの空気感に心が弾む。

時刻は14時05分、ハノイ中心部行きのバスへと乗り込んだ。

 

1泊3日週末ハノイ旅【滞在編】へと続く。