アジア

【台湾・墾丁】台湾最南端のビーチリゾートで心身共に癒されたい

1回目2回目の台湾旅行共に同僚や友人との台北旅行でした。

次は1人で台北以外の街に行ってみよう。

そう決め、台湾内で次の旅行先を決めることにしました。

台湾と同じくらいビーチが好きな私。「台湾でビーチに行ったら最強にホットなのではないか」と考えつき、台湾のビーチを探しました。

すると出てきたのは台湾の最南端も最南端にある街墾丁

何やら台湾でトップレベルに綺麗なビーチとのこと。

これは行こう。

だけど情報が少なすぎる…

今回は珍しく情報収集から始まるのでした。

墾丁ってどこ?

墾丁は台湾の最も最南端に位置してます。

 

周辺には墾丁海水浴場(大灣)白沙灣など美しいビーチのほか、水族館国家公園などの観光地もあります。

台湾名物の夜市もメインストリート沿いに出現し、夜は夜市の客で大賑わい。

台湾内の旅行者はもちろん、海外旅行者からも注目される台湾屈指のビーチです。

 

そんな墾丁へは高雄(左営駅)からバスで行くのが一般的です。

 

フライトスケジュール

スカイスキャナーからの予約です。

今回は往復で別々の航空会社の利用で、行きはScootで帰りはJet Starでした。

Scoot TR899

成田 12:00→台北 14:45

Jet Star GK12

台北 01:55→成田 06:20

ScootのTR899便は成田発台北経由シンガポール行きのフライトになります。

今回私の目的地は台北でしたので降機後そのまま台湾に入国しますが、シンガポールが最終目的地の乗客は一度降りて台湾に入国せず再度搭乗を待ちます。

正直成田からはシンガポール航空など直行便も出ているので、LCCとはいえこの乗り継ぎは些か億劫です。

いざ台湾へそして新幹線で高雄へ

事前に下調べをして準備万端で台湾に向かいます。

Scootで台北へ

今回は成田空港から。

ScootはLCCとはいえ第三ターミナルからの出発ではなく、第二ターミナルからの出発です。

LCCといえばA320やB737を運用している会社が多い中、ScootはB787ドリームライナーを運用してる珍しい会社です。

機内は当然快適そのもですが、そこはLCC座席モニターや機内食などはありません。

 

 

機内販売であまりに食べたくなり、アイスとコーラを購入してしまいました。

そういえばこのフライトで初めて「足を激しく開いてこちらの領域に激しく膝を侵入」させてくる隣人に遭遇しましたが、あれは良くないですね。

飛行機に乗ったら自分が座る座席の範囲でフライトを楽しむようにしましょう。

新幹線で高雄へ

台北桃園空港に到着しサクサクと各手続きを終わらせ、桃園空港メトロで桃園駅に向かい新幹線に乗車します。

台湾の新幹線には荷物置き場があるのですが、見事に満杯で置くことができず座席で抱えることに。

足のやり場に困る長旅でしたが、あっという間に高雄(高鐵左営駅)に到着です。

ここで高雄メトロに乗り換えて、高雄駅に向かいます。

日本で言うと

新大阪駅から大阪駅

と同じような感覚です。

【新幹線で楽々】桃園・台北から高雄へのアクセスと新幹線の利用方法

こちらに新幹線の利用方法の詳細をまとめましたので、合わせてご覧ください。

 

高雄で一泊

この日は高雄への到着が遅かったこともあり、高雄で一泊することにしました。

エクスペディアからの予約です。

エアラインイン高雄ステーションに宿泊

今回泊まったのは高雄でも一際目をひくホテルエアラインイン高雄ステーション

 

一泊6,664円と安価ですが、かなり快適なホテルです。

立地も抜群で高雄駅から徒歩5分、六合夜市や美麗島駅も徒歩圏内です。

またフロントのスタッフは日本語に対応してくださる方がいるので、何かあっても安心です。

あまりにも気に入ってしまいこの後も高雄に行く際はこちらのホテルを利用しています。

 

【コスパ最高!】台湾高雄でおすすめホテル「エアラインイン」に泊まってみた

こちらでエアラインインのレビューをしておりますので、合わせてご覧ください。

 

六合夜市で晩御飯

やはり夜市は絶対に外せません。

高雄には六合夜市という大きな夜市があります。

今までは台北内の夜市しか行ったことがなかったため、ワクワクドキドキで六合夜市に向かいます。

この景色を見ると台湾に来たことを実感します。

 

まずは肉操飯と空芯菜炒めをいただきます。

最高です。

当然これだけでは終わりません。

 

次は鶏肉飯です。

またしても最高です。

「一見薄味に見えて実は濃い味です」みたいな食事が好きすぎます。

 

その後も食べ歩きしながら夜市を見て回ります。

さすが海に近い高雄だけあって夜市にも海鮮系のお店が多くあります。

 

台湾夜市のこの雰囲気が大好きです。

 

いざ墾丁へ

さて翌日ホテルをチェックアウトし墾丁へと向かいます。

墾丁快線で行く

高雄駅から高雄メトロで高鐵左営駅に向かいます。

墾丁快線は高鐵左営駅を出た所にこのようなカウンターがありますので、ここでチケットを購入します。

往復で650元(2200円)ほどでした。※2018年8月時

ここで往復チケットを購入したら、下に降りてバス停に行きます。

9189

と書かれたバスが墾丁行きですので、それに乗ってください。

ここにはタクシーの客引きがそれはそれは沢山います。

無視しましょう。

何かわからないことがあったら、バス停スタッフにチケットを見せれば教えてくれます。

 

途中休憩などはありませんが車内にはトイレもあるので安心です。

また道中とんでもなく飛ばします。

海外のタクシーには慣れてますが、さすがにバスであのスピードはビビるレベルの速さでした。

 

墾丁に到着

ブンブン揺られながら約2時間のバス旅が終わり無事墾丁に到着です。

そういえば道中バスが急に停車し、運転手さんがおもむろにバスから降りて何事かと思ったら数分後弁当を片手に戻ってきました。

そんなバスはメインストリートに到着しますので、降りるとすぐ墾丁の街並みが始まります。

墾丁での宿メイフォンホテル

台湾のビーチリゾートを歩き今回予約したメイフォンホテル(美芳旅店)に向かいます。

ここのホテル、設備や部屋などはいたって普通な台湾のホテルといった感じですが、すごく印象的だったのがオーナーご家族。

台湾語がわからない私にとにかく親切にしてくださりました。

食事に行くためにホテルを出ようとしたら、奥様にバナナをいただき「ハオチー(美味しい)」と言ったら続々とフルーツを出してくださり満腹になりそのまま部屋に戻ったり。

ロビーに沢山の台湾じいちゃんが集う中に招待され、誰も言葉を発さない静かな会の中ただただみんなで台湾茶を楽しんだり。

とにかく、今回の墾丁旅行でもっとも印象深い出来事がここ美芳旅店で起きました。

 

 

外観

メインストリートから一歩入ったところにあります。

メインストリートに面してないため、夜などは静かです。

部屋

民宿のような感じです。

アメニティなども必要最低限です。

 

台湾によくあるシャワールームの中にトイレがあるタイプです。

シャワーを浴びた後トイレに行くとビッシャビシャです。

朝ごはん

朝ごはんはこんな感じで部屋まで持ってきてくれます。

優しい味とはこのことです。

心身共に癒されます。

 

墾丁大街夜市で食べ歩き

日が落ちてから早速夜市に向かいます。

メインストリートが夜市の会場になります。

ここは道路沿いにありますので、普通に車もバンバン通ります。

店などに気を取られて車に当たらないように気をつけてください。

 

その場で焼いてくれる豚肉の鉄板焼きです。

 

ここの小籠包がまた美味しかったです。

湯包というのは通常の小籠包より汁だくです。

味付けも選べるので、何パックでも食べれてしまいます。

 

これも本当に美味しかったです。

唐揚げの上に生にんにくがのってます。

もはやにんにくです。

翌日までにんにくの匂いが取れません。

 

 

墾丁海水浴場

ずっと来たかったビーチです。

いい景色です。

時期が悪かったのか海の透明度は低いですが、プライベートビーチ感があります。

 

海外沿いにあったビーチチェアに寝転がりくつろぎます。

海の波音を聞きながら好きな音楽を聴いたり、本を読んだりする時間は最高でしかない至福のひとときです。

 

夕暮れどきになると景色がまた変わり、暑い日差しが落ち着き心地いい海風に吹かれます。

日常で海に寝転びながらぼーっと過ごすということが当然ないので、これだけでも満足です。

墾丁から台北へ

そんなこんなであっという間に帰国の時です。

ホテルのオーナーご夫妻にお礼を言い墾丁を出ます。

帰りは始発バス停まで行きました。

墾丁大街にもバス停はありますが、その前の小湾バス停から結構な人が乗車するので時間帯によっては乗れない可能性があります。

なので余裕のある方は、ここまで歩いてから乗ることをお勧めします。

自分が乗った時は大街バス停でのお客さん全員は乗れませんでした。

 

士林夜市で腹ごしらえ

新幹線で台北に戻り、お決まりになりつつある士林夜市に向かいます。

もう3回目の士林夜市です。

帰ってきた感がすごいです。

 

目当てはもちろんここのチャーハンです。

この写真を見るだけで、いますぐここに行きたくなります。

 

台北駅での光景

 

これいつも気になっているのですが、台北駅のここはなぜ黒いタイルのところだけに人が座っているのでしょうか。

いつ見ても黒いところだけに人がいます。

これは私的台湾の謎です。

台北桃園国際空港から帰国

 

サクッとチェックインを済ませ制限エリア内に向かいます。

いつもチェックインカウンター横のこの画面で自分の荷物を見るのが密かな楽しみです。

 

桃園空港第一ターミナル内には無料シャワーがあり、深夜便ということもあり今回も利用しました。

【帰国前にさっぱり!】桃園空港第一ターミナルにあるシャワーの利用方法

こちらに桃園空港シャワールームの利用方法の詳細をまとめましたので、合わせてご覧ください。

 

深夜便ですが、機内に漂うカップヌードルの匂いにやられました。

初めて上空で食べるカップヌードルはそれはそれは美味しかったですはい。

 

あっという間に早朝の成田空港第三ターミナルに到着し、今回の旅行が終わりました。

 

 

3泊5日墾丁旅行の予算

航空券:Scoot 32,610円+Jet Star 24,600円=57,210円

ホテル:高雄泊6,664円+墾丁泊15,802円=22,466円

Wi-Fi:5,116円

海外旅行保険:1,590円

おこづかい:25,000円

計111,382円

 

本当はゴールデンウィークを利用して台湾一周する予定でしたが、ちょうどそのタイミングで「はしか」が台湾で流行してしまい、フライトスケジュールを変更したため航空券代がありえないくらい割高になっております。

 

まとめ

3回目の台湾旅行にして初めて台北以外の場所に行きましたが、新しい台湾を見つけることができました。

今回の台湾旅行はホテルのオーナーご夫妻の他にも台湾の方と触れ合う機会が多く、皆さん本当に気さくで話しやすく台湾がさらに好きになった旅行でもありました。

改めて台湾は台北だけではないことを実感し、またすぐ台湾に帰ることを誓うのでした。

 

台湾に一度行きまた台湾に行きたいなと感じる方も多いはず。

何回訪れても新しい顔を見せてくれる台湾。

次は墾丁で台湾ビーチを楽しんでみてはいかがでしょうか。