中東

【イスタンブール国際空港】スルタンアフメドへの行き方帰り方と空港レビュー

世界でも有数の観光都市であるトルコ・イスタンブール

ターキッシュエアラインが日本からの直行便も出しており、日本からの旅行客も年々増加しています。

そんなイスタンブールには2018年10月に開港し世界最大規模を誇るイスタンブール国際空港(IST)があります。

ターキッシュエアラインが拠点とするイスタンブール国際空港はイスタンブール旅行のみならず、トルコの国内移動やトルコ周辺国への乗り継ぎなどでも利用する機会は多々ある空港の1つ。

今回は

  • イスタンブール国際空港からイスタンブール市内への行き方
  • 港内の情報

を書いていきたいと思います。

イスタンブール国際空港の基本情報

イスタンブール国際空港はイスタンブール中心地より北西方向に約40km離れた場所に位置しています。

 

イスタンブールにはこの他にサビハギョクチェン国際空港アタトゥルク国際空港があります。

同じ航空会社なら問題ありませんが、もし自身で乗り継ぎ便などを予約する場合は注意が必要。

なぜならこの3つの空港全てとにかく離れているからです。

 

イスタンブール国際空港からスルタンアフメドへバスでの行き方帰り方

イスタンブール市内は電車網が比較的発達していますが、残念ながら2020年2月時点では空港までの路線はなく空港から市内への移動はタクシーかバスに限られます。

そのため有名なhavaistなどのバスはスルタンアフメドなどの主要地区に向けて24時間運行しています。

所要時間は片道約1時間程度で、夕方などの時間は渋滞により1時間半かかることもあります。

料金は片道18TL(約320円)と安いため、ほとんどの観光客がバスを選ぶのではないでしょうか。

地下一階のバス停でイスタンブールカードを買う

イスタンブール空港のバス停は地下一階にあります。

到着フロアには大きな案内看板があるため、迷う心配はありません。

 

この看板に従って歩いていくとこのようなエレベータがあります。

このhavaistというのがスルタンアフメドなどに向けて走っているバスになります。

 

エレベーターで降りると行き先ごとにバス停が示された看板があり、ここれに従い進みます。

今回はスルタンアフメドに行くため17番に進みます。

 

その他にもこのように大きな表示もあります。

 

そして乗車する前に手に入れておきたいのがこれ。

イスタンブールカード

イスタンブールカードはバスの他にもトラムやメトロなどにも使えるSuicaのような交通系カードでこれ一枚あれば移動が格段楽になります。

2泊3日の滞在だった私はここで100TL(約900円)をチェージしましたが、十分足りました。

 

デポジット 6TL(約110円)
対象交通機関 トラム・メトロ・エアポートバス・市内バスなど
購入場所 イスタンブール空港バス停・トラム券売機など

 

 

 

トップ画面では言語を選択することができ、その中には日本語もあるため簡単に買うことができます。

画面中央には3つの項目があり

  • シングルカード
  • イスタンブールカードへのチェージ
  • イアスタンブールカードの購入

となっています。

ちなみにこの機械はタッチパネル式ではないため、隣にあるボタンで操作します。

 

これはチャージ画面。

必要な分だけチャージすれば完了です。

 

これがイスタンブールカード

ほとんどの乗り物に乗ることができますが、タクシーにはこれで乗ることはできませんので注意が必要です。

バス車内は広い座席で快適

座席はこのようになっておりかなり快適です。

 

モニターもありますが、チャンネルを選べるわけではありませんでした。

 

大きな荷物は?

乗車前に預けることができます。

その際に渡される番号が書かれたプレートを降車時に係員に渡せば荷物が戻ってきます。

 

乗車方法は?

乗車したら入り口近くにある機械にイスタンブールカードをピッとタッチすればOK

降車時にタッチする必要はありません。

 

スルタンアフメド到着地と出発地は同じ

スルタンアフメドバス停はブルーモスクとアヤソフィアのちょうど真ん中辺り

トラムのスルタンアフメド駅からすぐの場所です。

 

バス停には常時このようにバスが止まっているので非常に分かりやすいです。

 

最新の空港はわかりやすくてとにかく広い

さすができたばかりの空港、とにかく綺麗です。

そしてとにかく広い

 

少し見にくいですが特に出国エリアの広さはえげつない広さでした。

ギリギリに着いて一番端のゲートとかだと本当に乗り遅れる危険もありそうなほど。

 

乗り継ぎがギリギリだったりする場合はわりとしっかり急ぐことをおすすめします。

 

シンプルな到着フロア

到着フロアは驚くほどにシンプル。

 

悪くいうと何もありません。

レンタカーやタクシーの店舗やSIMカード販売店があるくらい。

 

あと強いて言えば…コインロッカーがあります。

正直使うタイミングはありません。乗り継ぎ時間についでにイスタンブール観光をするときくらいでしょうか。

しかしよく言えばかなり分かりやすいため、到着後難なくバスやタクシー乗り場に行くことができます。

 

美しい出発フロア

出発フロアは最新の空港らしくとにかく美しい作り。

ちなみに出発フロアに入るには金属検査などのセキュリティチェックを受ける必要があります。

近未来的な天井の装飾にワクワクします。

 

イスタンブール空港のフォトスポット。

カタール・ドーハのハマド国際空港にある巨大なテディベアと同じ雰囲気があります。

 

世界中の航空会社のサービスセンターもあります。

基本的には中東系やアフリカ系の航空会社が多かったです。

 

yotelというエアポートホテルもあります。

ここでは有料でシャワーを浴びることができるという情報もありますが、今回はチャレンジしていないため詳細は不明です。

 

また、お土産屋さんやたばこ屋さんも多く見られました。

 

充電をするだけのためにあるスポットも。

 

エスカレーターで上がると…

 

フードコートもあります。

しかしちょっと大きな地方スーパーのフードコートくらいのサイズ感。

こじんまりとしています。

きっとこれからどんどん大きくなって行くのでしょう(分かりませんが)

広すぎる出国エリア内

さて出国審査後の出国エリアです。

 

到着エリアや出発エリアと打って変わって急にごちゃごちゃしてきます。

といってもやかましくはありません。

お土産屋さんも食事できるところも沢山現れます。

 

寿司も食べられちゃいます。

ここにもフードコートがあるため(前述のフードコートとは比べ物にならない規模)乗り継ぎ時などで長時間滞在でも食事には困りません。

 

長時間滞在で気になる仮眠スペースですが、とりあえずはベンチ仮眠はできそう。

コンセントもあるため快適に寝れそうです。

 

イスタンブール国際空港のまとめ

観光大国トルコ・イスタンブールの巨大空港。

乗り継ぎでもしっかりと楽しむことができ、魅力的な空港でした。

しかしプライオリティパスで利用することのできるラウンジが無かったり、シャワーなどが無いのは少々物足りない気がしました。

今後も利用者が増え続けるであろうイスタンブール空港のこれからの進化に期待です。