こんにちはGENKI(@weekendtrip_gk)です。
海外旅行では小さなものから大きなトラブルまでそれはそれは降り注いできます。
そんな旅のトラブルはタクシーのぼったくり程度ならまだしも、大きな怪我や病気・事件や事故または飛行機遅延などの場合は話が別です。
私自身もトラブルに遭うことはありますが、今回は数あるトラブルの中でも海外旅行保険を利用したトラブルの詳細と保険金の請求から受け取りまでの流れを書いていきたいと思います。
こちらに海外旅行保険について詳細をまとめましたので合わせてご覧ください。
目次
自己都合での乗り遅れは補償の対象にならない
まずはじめにこれです。
・寝坊した
・渋滞で間に合わなかった
・用事ができてフライトを変更した
残念ながらこのような理由は海外旅行保険補償の対象ではありません。
しかし、海外旅行保険は適用されなくても航空会社でなんらかの救済措置があるかもしれません。が、あまり期待しないでおきましょう。
LCCの場合は諦めてください。LCCは容赦ありません。
私が入っていた保険内容の詳細
では私が加入していた保険の内容などの詳細を書いていきます。
保険会社
損害保険ジャパン日本興亜 新・海外旅行保険【off!(オフ)】
旅行前にネットから申し込みました。
初めてでも申し込み完了まで10分程度です。
慣れていれば5分程度で申し込みができ、簡単です。
保険内容
損害保険ジャパン日本興和 新・海外旅行保険offではPAタイプ・PBタイプ・PCタイプと3種類から好みに応じた補償内容を選ぶことができます。
私が選んだのはPAタイプで以下のような保証内容となります。
障害死亡・後遺障害:¥10,000,000
治療費用:¥10,000,000
疾病死亡:¥10,000,000
賠償責任:¥100,000,000
携行品損害:¥300,000
救援者費用:10,000,000
航空機寄託手荷物遅延等費用:¥100,000
航空機遅延費用:¥20,000
今回のトラブルでは1番下の航空機遅延費用の申請をしました。
保険料金
6日間の東南アジア旅行で
¥2,260
でした。
また今回のトラブルで請求した航空機遅延費用の補償はオプションで、加入を希望する場合保険料が追加されます。
今回の旅行の場合¥60でした。
完全に入らなきゃ損です。
トラブルの詳細
今回の旅行時期はお盆休みの長期連休でカンボジアや沖縄・台湾を回る予定でしたが、フライトがかなりタイトで変則的なスケジュールでした。
結果的にこれが乗り継ぎ失敗につながるのでした。
フライトスケジュール
4/29
VN842 シェムリアップ 20:45発→ハノイ 22:30着
VN416 ハノイ 23:50発→仁川 05:50
4/30
TW271 仁川 14:05発→那覇 16:20
悪天候で到着が遅れる
ベトナム航空のVN842便はハノイに22:30に到着する予定でしたが、ハノイ周辺の悪天候を理由に一度別空港に着陸し、天候の回復次第再度ハノイに向かうということになりました。
結局出発したのは24時頃で、私が乗り継ぐ予定だったVN416便には間に合わないことが確定です。
ですが、ハノイから仁川に行く便が多少遅れても仁川から那覇への飛行機は午後発なのでこの時は特に危機感はありませんでした。
楽観視しながらもハノイに着くとベトナム航空から代換便の案内があり、それを聞くと10:25ハノイ発→16:35仁川着とのことでした。
完全に仁川発の便に間に合いません。
しかも仁川発便はベトナム航空は関係なく、別予約していたLCCだったため当然補償などはなく、仁川から日本への飛行機を新たに予約し直したのでした。
帰国後の手続き
帰国後保険会社に電話で問い合わせた所このトラブルは「航空機遅延費用」の補償対象になるとのこと。
早速保険金支払いの手続きを進めていきます。
保険会社より必要書類が送られてくる
電話から数日後、保険会社から必要書類が送られてきました。
その内容はこちら
・海外旅行傷害保険保険金請求書
ここには保険金の受け取り口座や、事故状況や損害・治療状況などを書きます。
・航空機遅延に伴う自己負担金額申告書
ここには航空機が遅延した際に使ったお金、例えばホテル代や移動費を書いていきます。
私の場合ホテルなどはベトナム航空が用意してくれたため、新規で予約し直した飛行機の代金を書きました。
自分で用意する書類
上記書類の他自分で用意しなければならない書類もあります。
・新規で購入した航空券のE−Ticket
こちらは航空券予約時に発行されるものをプリントアウトしました。
・ベトナム航空に発行してもらう遅延証明書
これはベトナム航空に直接電話をして発行の手続きをしました。
電話ではベトナム航空の予約番号を聞かれますので、電話の際はあらかじめ控えておきましょう。
また、旅行代理店経由などの場合航空会社予約番号を知らされないこともあります。
その場合はまず旅行会社に問い合わせて航空会社予約番号を聞きましょう。
発行申請から3日ほどでメールにPDFファイルとして送られてきます。
・ハノイから仁川までの代換便の航空券の半券
必要とは明記されていませんでしたが、念の為同封しました。
以上5点の書類を返信用封筒に入れて送ります。
補償の受け取り
送付から数日後仕事中保険会社より電話がありました。
それには出ることができなかったのですが、改めてメールがありました。
このメールにもあるように支払額は限度額の支払いでした。
新規に予約した航空券代がこの額より少しだけ高かったので、このような記載もありました。
このメール後1週間ほどで指定の口座に振込があり、すべての手続きが完了いたしました。
まとめ
保険金の請求というとかなり複雑なイメージがあり「自分の状況で保険が適用されるのだろうか」という疑問を持つ方もいると思います。
ですが小さなことでも海外でトラブルにあったらまずは保険会社に連絡することが大事です。
特に最近は私のように予算を抑えるために遅延や欠航の際に補償がないLCCを利用したり、個人でフライトスケジュールを組む方も沢山いると思います。
そんな時こそ海外旅行保険には必ず加入し不慮の事態に備えておくことが、海外旅行を心から楽しむ秘訣になってきます。
是非みなさんも海外旅行前に保険に加入し、安心して海外旅行を楽しみましょう。
海外旅行保険を使った際の旅行記です。合わせてご覧ください。
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