中東といえばイスラム文化が強くビーチなんてあるの!?と驚く方もいますが、ワクラスークではカタールに在住のムスリムの方々もガンドゥーラやアバヤ姿でビーチを楽しむ姿が印象的でした。
カタールといえば最強の観光スポットで最大のスークであるスークワーキフがまず注目されますがドーハの隣町ワクラには
・中東らしくアラビアンなスーク
・静かで優雅に過ごせるビーチ
この真逆にも思える2つのスポットをまとめて楽しめてしまうワクラスークという素敵すぎるスポットがありました。
このワクラスークはドーハから少々離れていることもあり、穴場的な場所となっています。
しかしドーハからのアクセスは至って簡単。
トランジット時間の観光や短期滞在の方にもオススメです。
少し足を伸ばしてもドーハでは味わえないビーチとスークの組み合わせは一見の価値ありです。
ではいってみましょう!!
カタール最強の観光スポットであるスークワキーフついてはこちらの記事をご覧ください。
穴場スポットのワクラスークでSNS映えを狙う
ワクラスークは穴場的なスポットなため、人が比較的少なく綺麗な写真を撮りやすい環境です。
また、中東らしい風景も沢山ありどこを切り取っとても絵になり、歩いているだけでもワクワクしてきます。
中東らしさとビーチリゾートをまとめて楽しめる
入り口から入るとこのようにまるで迷路のような雰囲気があります。
また時間帯(午前中など)によっては人影が全くないので、少し怖いと思う方もいるかもしれません。
ずんずん進んでいくと、なかなかに中東感がある光景が広がります。
本当に迷路のような感覚です。
しかし、そんな迷路のようで全く人影がないスーク内を歩いていると、突如青い海と人影が見えてきました。
さらに進んでいくとビーチが現れます。
この唐突感がまたたまりません。
ビーチにはビーチチェアが置かれており、これは無料で利用することができます。
このビーチチェアに寝転びながら海を眺めていたら、アザーンが流れてきました。
アザーンとはイスラム教徒に向けた礼拝の呼びかけのことで、これを聞くと中東だなぁと感じます。
しかし目の前にはガンドゥーラやアバヤ姿で海を満喫するご家族が。
なんだか不思議な気持ちになります。
ちなみにこのビーチはムスリムの方も多くおり、観光客も含めて服を脱いで海水浴をしている方は見受けられませんでした。
水着などで海水浴は周りの状況を見て判断しましょう。
ビーチ沿いには沢山のカフェやレストラン
ビーチ沿いには沢山のカフェやレストランがあり、心地いい海風に吹かれながら食事などを楽しむことができます。
昼過ぎ頃からはランチ客で賑わい、地元の方から観光客まで幅広い人たちが集まっていました。
中東とは思えない風景もワクラスークでは楽しめてしまいます。
スーク内はまるで迷路
スーク内はとにかく迷路のようになっています。
これはワクラスークの案内板なのですが、もうわけが分からなくなります。
敷地もかなり広いためお目当てのお店を探すには一苦労しそう。
とにかく茶色いスーク内。
砂感がいい味出してます。
中には少しだけ緑があしらわれた場所も。
一応このように案内表示もあるため、本気で迷子になるということはないので安心してください。
ちなみにトイレも各所に点在していてもちろんその案内もあります。
なんだか違和感もありますがATMもあります。
ラクダまでいましたが、少し喧嘩気味でした。
まさかの美容院?も。
ゴールドマーケット&スパイスマーケット
スークといえばなゴールドマーケットやスパイスマーケットもありました。
しかし残念ながら私が行った際は閉店中。
ゴールドマーケット内を覗きましたが、実際に営業している店舗は少なそうな印象を受けました。
スパイスマーケットでは沢山のスパイスが売られています。
バードマーケット
バードマーケットなるものもあり、沢山の鳥籠が置かれていました。
鳥たちも実際にいたので営業はしているようです。
このバードマーケットはスークワーキフにもありましたが、鳥を買う習慣があるのでしょうか。
アクセスと営業時間
ワクラスークへのアクセスは簡単。
今回はドーハメトロ+Uberで行く方法を解説していきます。
ワクラスークの位置はここ。
駅から徒歩で行こうとも思いましたが、かなり距離があるのに加え工事中の場所が多かったためオススメはしません。
ワクラスークの最寄はレッドラインのアル・ワクラ駅(Al Wakra)
2019年12月時で出来立てホヤホヤ。
改札を出たら左側に向かっていきます。
そのまま下に降りると、このようなロータリーに当たりますのでここからUberを呼ぶといいです。
タクシーなどもここに集まります。
このアルワクラ駅からはUberで10リヤル(400円)15分ほどで行くことができました。
ドーハメトロの乗り方についてはこちらをご覧ください。
ワクラスークには沢山の店舗があり、ビーチ沿いのカフェやレストランは12時頃からポツポツ開店してきます。
またスーク内部にある各店舗の営業時間は
多分大体16時頃までBy警備員さん
とのことでした。
確実に怪しいところでしたが、何名かの警備員さんに聞いたところこの時間が沢山出てきたので、大体これくらいなのでしょう。
まとめ
ドーハの隣町にあるワクラ最大のスークは見所満載の素敵なスポットでした。
迷路のようなスークを出てから目の前に広がるビーチはまるでこの世の楽園に着いたかのような錯覚さえ感じてしまいます。
ドーハ観光のついでにディープなカタールを満喫しに今回ご紹介したワクラスークまで少しだけ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私が行った時期は12月だったため、比較的過ごしやすく非常に気持ちがいい時期でした。
真夏はかなりキツイと思いますので、その際は夕方以降に行くことをおすすめします。