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【ドーハメトロの乗り方を日本一詳しく解説!】

2019年5月から順次運行を始めたドーハメトロに2019年12月中旬に乗ってきたので、今回はまだまだ情報が少ないドーハメトロの路線図やレビュー、乗り方と各路線で行ける観光地などをまとめました。

 

カタールの首都ドーハは2022年にサッカーワールドカップの開催が控えていて、ドーハを歩いていると度々サッカーに関する看板を見かけたりします。

そんなドーハは2022年に向けて大きく進化しようとしており、その一環としてドーハメトロの整備というものがあります。

メトロが出来る前まで灼熱の地ドーハを観光する場合移動の基本はタクシーでした。

最近はUberなどの進出によりかなり便利になったもののやはり電車などの移動の方が圧倒的に安心という方もいるのではないでしょうか。

 

現在進行形で拡大工事がされているドーハメトロは一体どのようなものなのか、また安心して使えるのかを徹底的に解説していきたいと思います。

 

結論から言うと

ドーハメトロで大体の観光地を回れる!

ではいってみましょう。

 

日本も関わる最新鋭のドーハメトロ

2022 FIFAワールドカップ開催に合わせて、2019年5月8日に開通した都市鉄道である。計画路線すべてが完成すると総延長300㎞以上、100駅以上に達する一大鉄道プロジェクトであり、世界最大規模の都市鉄道プロジェクトとされる。地下鉄のみならず、カタール各地や隣国までもを結ぶ長距離鉄道の一部ともなる予定である。Wikipediaより引用

 

このドーハメトロプロジェクトには新幹線などの製造でも知られる近畿車両三菱商事も参画しており、実は日本とも関わりが深いプロジェクト。

近畿車両が製造を手掛けた全自動3両編成のドーハメトロの車両は最終的に330両が納入されるとのことです。

詳細は後述しますが、3両の内1両はゴールドクラスとファミリークラス(車内で半分分けられている)と残りの2車両がスタンダードクラスとなっています。

 

路線は現在も拡大中

2022年のワールドカップで一度完成はするものの、最終的な完成は2026年というこのプロジェクト。

現在進行形で各地で工事が行われています。

 

しかし、2019年12月に私が使った際はレッドライン・グリーンライン・ゴールドラインの3路線はかなり広範囲に完成していました。

これだけでもドーハ中心部はほぼ網羅されているといってもいいのではないでしょうか。

 

ここではレッドラインとゴールドラインで行くことのできる観光地などをご紹介していきます。

レッドライン(アフマル線)

 

現在のドーハメトロでは最多の駅数を誇るこのレッドラインは、ドーハの空の玄関口であるハマッド国際空港からも利用することができます。

そのため旅行客が最も利用するのがこの路線なのではないでしょうか。

中間のMsheired駅ではグリーンラインとゴールドラインに乗り換えることもでき、ドーハ市内へのアクセスはかなり簡単になります。

 

【レッドラインで行ける主な観光地】

・DECC駅

ドーハシティセンターモールという大きなショピングセンターがあります。モール内にレストランやブランドショップの他、なんスケート場や大きなゲームセンターなどもあり暑い日などの避暑地としてはもってこいの場所です。

・Katara駅

カタラ文化村(Katara Culture Village)、はタイルが特徴的なモスクやギャラリー、大きな鳩小屋(カタール伝統らしい)、カフェやレストランなどが集まるカタラビーチ沿いに広がる複合施設となっています。

・Wakra駅

ワクラスーク(Wakra Souq)はドーハの隣町であるワクラにあるスークで、ドーハ中心にあるスークワーキフと比べ知名度は低いものの、ビーチ沿いに広がるスークはかなり楽しめる空間となっています。

 

ゴールドライン(ダハブ線)

レッドラインほど駅数は多くありませんが、このゴールドラインも観光では強い味方になってくれます。

それもそのはずこのゴールドラインにはスークワーキフ直結の駅があるのです。

また終点はという超大型ショッピングモールがあり、

【ゴールドラインで行ける主な観光地】

・Souq Waqif駅

スークワーキフはカタール最大の観光地といっても過言ではありません。スークワーキフには世界中から旅行者が集まり、カフェやレストラン、お土産やなどは夕方ごろから賑わいます。またスークの周囲にはグランドモスクなどの観光地があるのも特徴です。

Al Aziziyah駅

ヴィラジオモールは館内になんと川が流れ、コンドラが優雅に走る大型ショッピングモール。また近くには、2022年のワールドカップでも使用されるハリーファスタジアムもあります。

 

 

運賃形態はいたってシンプル

 

運賃はこの通りで非常にシンプル。

 

主に観光客が気にするべき部分は以下の通りです。

【券種】

・シングルジャーニー

一度きりの切符

・Day Pass

1日乗り放題切符

【座席タイプ】

・スタンダード

一般席

・ゴールドクラブ

グリーン車のようなもの

 

ざっくりとこんな感じ。

価格は行き先関係なく一律で

シングルジャーニー・スタンダードで2QR(60円)

シングルジャーニー・ゴールドクラブで10QR(300円)

となっており、スタンダードとゴールドで5倍の価格差があります。

 

しかし300円でも日本の電車賃と比べたら大した額には感じません。

またDay Passも6QRと30QRという値段なので、頻繁に乗る可能性がある方にはこちらがお勧めです。

実際に乗ってみたらシンプルでかなり便利だった

では実際に乗ってみた際のレビューと乗り方などの解説をしていきます。

乗り方やチケット種類などは非常にシンプルで日本よりもわかりやすかったです。

 

駅の外見と構内は清潔

ドーハメトロの駅はどれもこのような外見をしておりかなりわかりやすいです。

また更地に唐突に現れるようなイメージのため、遠くからでも視認しやすいのも助かるところ。

 

またドーハメトロの特徴の1つとしてとにかく深いところ(一部地上走行もあり)を走っています。

エスカレーターの長さがえげつないので、大きな荷物などを持っている方はエレベーターを使うようにしましょう。(エレベーターは必ずあります)

 

チケットの買い方から乗車まで

チケットの購入方法もいたってシンプル。

改札前に券売機があるのでそこで買います。

ちなみにドーハメトロ各駅構内には沢山の親切なスタッフ(利用客より多いこともしばしば)がおり、券売機にもスタッフが常駐しているためほとんどの操作をやってくれます。

 

では操作方法です。

この画面で券種を選択します。

今回はシングルジャーニーを選択しました。

 

すると次は座席タイプの選択に移ります。

今回はゴールドクラブに乗車するため、ゴールドクラブを選択すると料金が表示され支払いに移ります。

券売機では現金の場合1QR札もしくは10QR札しか使えないようです。

小額紙幣がない場合はクレジットカードも利用できます

切符はこのようになっており、裏側に座席タイプが書かれています。

座席タイプにより乗車ゲートが変わる

ホームもやはり清潔で広々としています。

3両しかないため、ホームは端から端までは使いません。

 

このように時刻表もあります。

書いてある数字は当駅到着までの時間です。

 

全駅ホームドアになっており、暑さなどを感じることはありません。

 

ホームドア上部にはこのように座席タイプが書いてありますので、自身の座席タイプの場所で待ちます。

これはスタンダード席の表示。

 

こちらはゴールドクラブの表記です。

ちなみにファミリー席の場合はファミリーと書かれています。

 

3両に対してホームがかなり長いためホームドアがあっても電車が来ない場所もありますが、その場所には上記座席表示がないため表示がある場所を探しましょう。

 

清潔で快適な車内。ゴールドはとてつもない高級感。

まずはスタンダード座席から。

スタンダードとはいえ、なかなかお洒落な車内となっています。

吊り革はありません。

 

日本の座席と変わりはないですね。

 

荷物置き場があるのはスーツケースなどを持つ旅行者にはありがたい点ではないでしょうか。

60円程度で乗れてしまうスタンダード席でも十分快適に過ごすことができます。

しかしスタンダード席の5倍の価格のゴールドクラブは想像以上の豪華さでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唖然です。

まるで動く宮殿。

これに乗ると日本の満員電車などまるで宇宙の出来事の如く感じてしまいます。

この座席の利用者はかなり少なく利用者のほとんどがカタール人もしく外国人観光客。

利用者が全くおらず、乗車から降車まで完全貸切なことも多々ありました。

 

乗り換えも簡単

どこまでいっても一律価格なので乗り換えも非常に簡単。

改札から出る必要なくササッと乗り換えることができます。

構内には沢山の案内表示があるため迷う心配もありません。

またもしわからなくなっても、わからなそうな雰囲気を察知したスタッフがすぐ駆けつけてくれるので安心です。

 

車内での禁止事項

海を挟んだ至近距離にある隣国UAE・ドバイのメトロは居眠り禁止などかなり厳しい禁止事項で有名ですが、ドーハもなかなかしっかりとルールがあります。

といってもドバイほどは厳しくなさそう。

 

比較的他国でもあるルールです。

日本がゆるすぎるだけなのかもしれませんが…

ドーハメトロについてまとめ

車社会のドーハにできたドーハメトロは作られてまだ間もない(なんならまだ工事中)こともあり、利用客は全体的に少なめな印象でした。

しかしながら現在ですでにドーハ内の主要観光地の多くにアクセスできるようになっていたため、今後はワールドカップ目的など世界から集まる観光客の利用も増えていくのではないでしょうか。

皆様もぜひカタールに行った際はドーハメトロで快適に移動してみてはいかがでしょうか。