一つのツイートから突如始まった1泊4日超絶弾丸寝不足確定週末台湾旅行、この記事はその旅行記最終章【台湾出国編】である。
第一弾台湾入国編・第二弾花蓮滞在編・第三弾羅東&台北滞在編を見ていないという方は、そちらに突如台湾旅行をすることになった顛末や、各所滞在記などを書いているので、第一弾からお読みいただくとわかりやすいかと思う。
長編(台湾入国編・花蓮滞在編・羅東&台北滞在編・台湾出国編の四部作)なので、ぜひお手隙の間に暇つぶし程度に読んでいただけたら幸いである。
ちなみにこの旅行記に有益な情報はほとんどない。
ただただ三十路既婚社畜リーマン3年ぶり7回目の台湾一人旅の様子を、ダラダラと綴っていくだけなので、その辺りだけご承知おきいただけたら幸いである。
ではいってみよう！！
人の少ない桃園空港を彷徨う
22時過ぎ、桃園空港に到着した。
第一ターミナル出発エリアは人が少なく閑散としている。
搭乗便のチェックインはまだ始まっていないため、まずは空港の端っこやトイレで荷物の整理と着替えを済ます。
本来であれば一日中歩き回った後なのだからシャワーでも浴びたいものだが、残念ながら22時過ぎとなるとそれができない。
そのためボディシートで必要以上に体を拭きスッキリすると、あとはひたすら空港内を徘徊する。
とはいえどのお店もほとんど開いていないので、特に見どころはない(笑)
なので本当に最後の最後の足掻き。
外に出て通路の脇に腰掛けて警備員さんに訝しがられながら、台湾の空気を目一杯吸い込む。
「また来るぞ台湾」と心の中で誓い、この旅を締める。
空港内に戻るとチェックインカウンターが開いていた。
日本人はほとんどおらず、大半が台湾パスポートを持っていたのが印象的。
みんな日本旅行だろうか。カップルなどは特に楽しそうに浮き足立っていた。
ワクチン接種証明書の確認があった程度で、手続き自体は難なく終わり桃園空港あるあるの荷物お見送りモニターを眺める。
手続きが終わった後、ここで自分の荷物が通過したのを確認してから出国審査へ向かうのがルールとなっていて、大体いつもこのモニター前は人だかりとなっている。
荷物が無事通過したのを確認した後、保安検査や出国審査を経てついに台湾を出国する。
やはり制限エリアも閑散としており寂しい。
念の為無料シャワーがあるプラザプレミアムラウンジへ行ってみたが、シャワーは22時でクローズしていて使うことはできなかった。
どこを歩いても何もやっていないので、早々に出発ゲートへと向かう。
搭乗率40％ほどのピーチに搭乗
B5ゲートには既に数名の客が来て搭乗を待っていた。
ここで写真の整理をしたり、ブログの下書きなどをしていたらあっという間に搭乗時刻となった。
搭乗率は40％ほどでかなり空席が目立つ機内。
特にほとんどの乗客が前方座席を選んでいたため、後方座席の私は1人離れ小島だった。
当然隣もおらず快適。
定刻通りに出発する機体、いつも旅行の時はこの瞬間が本当に寂しものだが台湾はそうでもない。
1泊4日という超短期間だったが、やり切った旅行だったし、何よりまた来る事を自分が一番わかっているからだろう。
次の台湾旅行で行きたい場所などを考えていたら、すっかり眠っていた。
ふと目を覚ました時には既に機体は日本上空に入っており、美しい朝日が機内を照らしていた。
日本到着に湧き立つ台湾人旅行者を見てほんわか
搭乗して早く寝たようで、ワープしたかのような感覚になりながら成田空港へと到着する。
機内の台湾人旅行者の方々は日本に到着しそわそわしている。
飛行機から空港内への移動バス車内でも皆動画を撮ったり、写真を撮ったりと忙しそうである。
きっと久しぶり、もしくはずっと来たかった日本旅行が楽しみなのだろう(と思いたい)
中にはリュックサックに日本と台湾の国旗ワッペンをつけた台湾人の方もいた。
日本と台湾は両想いだなぁなどとニヤニヤしながら、この方の日本旅行が素敵なものとなるよう心の中で願う。
そんなこんなで空港内に入り7月のタイ旅行時と同じように、MySOSの青画面を水戸黄門の印籠の如くチラつかせながら空港内をひた歩く。
相変わらずとてつもない数のスタッフさんに驚きつつも、かなりスムーズに手続きは終わりあっという間に制限エリア外へと出ることが出来た。
時刻は朝7時前、まだ人の少ない成田空港から京成線に乗り込み自宅へと向かう。
帰宅そしてチャリではま寿司へ
帰宅すると妻が出迎えてくれた。
前日の朝花蓮の宿でシャワーを浴びたのを最後に、大雨の羅東を歩いたり汗をかきながら台北を歩いたりしたためまずは風呂へ入りスッキリする。
その後荷解き。
台湾の雨で濡れた傘が愛おしく感じてしまう。
そして自分へのお土産としてスーパーで買った台湾リプトン(日本の物と違いミルク感が強くめちゃくちゃ好き)×6と、台北のナチュラルキッチンで買ったハロウィンの置物を出しニヤニヤする。
あとは洗濯したり洗い物したりで、すべての片付けが終了。
旅を共にした相棒も定位置に戻り、1泊4日超絶弾丸寝不足確定週末台湾旅行は無事に終了した。
その後台湾ではま寿司を見て食べたくなっていた私は、チャリで近所のはま寿司へ来た(笑)
つい数時間前まで台湾にいたのにチャリで近所のはま寿司に来ているとは、結構不思議な感覚だしやっぱり海外って遠いようで近いよなと、改めて感じるのだった。
この旅のまとめ
さて、長く続いた週末台湾旅行記ももう終わりである。
振り返ってみれば、突如として3年3ヶ月ぶりの旅行を決め、突如として旅程を短縮し1泊4日になり、怒涛のように過ぎ去った台湾旅行。
まるでスタンプラリーのように忙しない旅で、各地域の0.1％も知れていないかもしれないが、それでもずっと行きたかった花蓮や羅東に行くことができ、そして大好きな台湾で呼吸することができ本当に幸せだった。
また、今回の台湾旅ではいつにも増して現地の方々の優しさに触れることが多く、予想していたよりもずっと充実した旅となった。
そして、Twitterでリアルタイムでツイートしていたため多くの方々からフォローしていただけたり、現地在住の台湾人&日本人の方にいろいろな情報をいただけたりと、街中でもネット上でも沢山の方と交流することができ本当に楽しい旅だった。
現状台湾入国時に定められている自主防疫期間があることで、台湾旅行に踏み出せない方もいるかもしれないが、その心配はほとんど必要ない。
コロナ前とほとんど同じように台湾を満喫することはできる。
このシリーズを最後まで読んで下さった台湾好きの方が、この記事をきっかけに台湾へ飛び出してくれることを願って終わりにしたいと思う。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
