世界一下衆な街パタヤ
なんて言われるほどに夜になると強烈な雰囲気を醸し出すパタヤはバンコクからバスで2時間ちょっとで行けてしまう東南アジア屈指の夜遊び街。
しかしそんな街にも荘厳で神々しく、歴史ある観光スポットがあります。
その名も
サンクチュアリオブトゥルース(The Sanctuary of Truth)
サンクチュアリ(聖域)だなんて何だか名前からしてワクワクしてしまいます。
普段海外旅行に行っても観光地にはあまり行かない私が、意を決して行ってみましたのでご紹介していきます。
サンクチュアリオブトゥルース、名前負けしない素敵な場所でした。
目次
サンクチュアリーオブトゥルースの詳細情報とアクセス方法
サンクチュアリオブトゥルースと聞いても「それなに?」
という方も多いと思います。
私自身もパタヤに行くまでサンクチュアリオブトゥルースの存在は全く知りませんでした。
ここではサンクチュアリオブトゥルースのついてざっくりと説明していきます。
そもそもサンクチュアリオブトゥルースって?
パタヤ湾の北にある岬の先に建つ巨大な木造建築。高さ105m、幅100mの大きさで、金属製の釘などは一切使っていない。タイの大富豪の個人財産によって作られた建物で、17世紀から続くタイの建築技術を現代、そして後世に残すために、1981年に建設が始まった。現在も建設が続いているため、パタヤのサグラダ・ファミリアとも呼ばれている。
wikitravelより引用
サンクチュアリオブトゥルースは仏教徒やヒンズー教がモチーフにされており、レック・ヴィリヤファンというタイのクリエイターが1981年から現在に至るまでの約40年間建設し続け未だに完成していない広大な敷地内にある大きな宗教建築物。
完成予定が2050年というところからもその規模がわかるのではないでしょうか。
このことから「アジアのサグラダファミリア」「パタヤのサグラダファミリア」などと呼ばれたりもしています。
このように場内や工房などいたるところで作業が進められています。
また建築にあたり釘が一切使われておらず木材のみで作りあげられているというのも大きな特徴の一つ。
そのため、メンテナンスも重要となり手入れや交換などが常に必要なため完成まで時間がかかっているとガイドさんが言っていました。
営業時間等詳細情報
住所 | 206/2 Moo 5 Naklua Banglamuang Pattaya |
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営業時間 | 8:00〜18:00 |
定休日 | 無し |
入場料 | 500バーツ(約1,800円) |
ホームページ | http://www.sanctuaryoftruth.com |
電話番号 | 038-367-229 |
アクセス方法
ウォーキングストリートやビーチからはソンテウのチャーターかバイクタクシーで行くことになります。
私は往復ともにバイクタクシーで行きましたが、片道150バーツ(約540円)で15分ほどで到着しました。
行きはその辺にいるバイクタクシーを拾い、帰りはサンクチュアリオブトゥルース前にあるファミリーマートの隣で客待ちしているバイクタクシーの乗りました。
常に何台かいますので帰りの心配はありません(少し見にくいですが、写真左に黄色い旗でMoto Bikeと書いてある場所がそうです)
またバイクタクシーだけではなく、ソンテウもいますのでバイクタクシーの安全性などに不安がある方はそちらに乗りましょう。
バンコクからパタヤへの行き方はこちらにまとめてありますので合わせてご覧ください。
入場方法
入場方法は簡単です。
正面入口から入り真っ直ぐ進むとこのような小さな建物があるのでそこに行きます。
ここで500バーツを支払いチケットを受け取ります。
この後一回チケット確認があるため、すぐ取り出せる状態にしていてください。
またチケット購入の際このようなシールが渡されますので、洋服の胸辺りに貼っておきましょう。
あとは案内表記の通りにずいずいと進んでいきます。
サンクチュアリオブトゥルースがある場所へは一旦ここで入場が分けられます。
ここに記載がある時間に入場が行われますので気長に待ちましょう。
11:30と15:30からショーなども行われているようですので、気になる方はこの時間に合わせて行くことをお勧めします。
近くにはカフェなどもあるため特に時間を弄ぶこともないと思います。
ちなみに入場前のここで初めてサンクチュアリオブトゥルースを見ることができます。
ああああああこれはワクワクしますよ。
バックには海が広がり、実際にこの景色を見ると鳥肌ものです。
服装に注意
入場にあたり一つ注意点があり、宗教施設ということもあり過度な肌の露出は禁止されています。
チケット売り場にもこのような看板があります。
基本的には女性の服装がメインのようですが、男の私は短パン半袖で行っても特に問題はありませんでした。
一応貸し出しのスカーフのようなものあるので、この看板にあるような服で行き入場拒否されるということではありませんので安心してください。
ちなみにこの看板にあるように、未だ建築中の場内はヘルメットの装着が義務付けられています。
入場前に手渡されますので装着しましょう。
サンクチュアリオブトゥルースに入る
前述の入場時間になったら入口にいるスタッフにチケットを見せて階段を降りていきます。
この階段を降りていくとヘルメットを渡されます。
下からサンクチュアリオブトゥルースです。
徐々に近づいてきました。
さらに歩いていきます。
花飾りがキュートなヤギさんが唐突に登場です。
ちなみにサンクチュアリオブトゥルースでは象に乗れたりするアクティビティもあったりします。意外と何でもありです。
そんなこんなでいよいよ正面にきました。
細かい…
この様な精巧な細工がずっと続きます。
仏像が屋根を支えています。
これ全て手彫りですからね「そりゃ完成しないわな」と入場から数分で感じます。
この様に全力で工事中です。
では建物内に入っていきましょう。
おおおおおおおお
外観に負けず劣らずの素晴らしい内観。
天井の細工も気が遠くなる様な細かさです。
なんて素敵でしょうか。
吹き抜ける海風と館内で流れる神秘的なBGMが相まり最高に心地いいです。
サンクチュアリオブトゥルースを象徴する
・風の神
・火の神
・水の神
・地球の神
に囲まれるスペースもあります。
デザイン図でしょうか。
これも完成が楽しみです。
館内は約30分程度で回ることができ、希望すれば英語のガイドさんに説明してもらうことができます。
また作業中ということもあり、上からパラパラとホコリなどが落ちてくることもあるので、やはりヘルメットはしておいた方が良さそうです。
レストランもあり
外にはレストランもあります。
タイ料理はもちろん、デザートや飲み物など何でもあります。
私はここで豚肉のガーリックライスとトムヤムクンを食べました。
どちらも美味しく、開放的なテラス席で余韻に浸りつつ休憩というのもいいでしょう。
サンクチュアリオブトゥルースまとめ
世界一下衆な街などと言われるパタヤにも素晴らしいスポットがありました。
入場料が500バーツと若干高めの設定ですが、その分どこもしっかりと整備されており快適で、何より一つ一つ手彫りの細工は500バーツ払ってでも見る価値があると言えます。
パタヤに行ったら少しだけ足を伸ばして、荘厳で神秘的なサンクチュアリオブトゥルースに行ってみてはいかがでしょうか。
一度行ったら忘れられない素敵な旅の思い出になることでしょう。